2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51518A13)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
I101 ソーシャルワーカー
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務・政府調整省

2)配属機関名(日本語)

キスム中央サブカウンティ保護観察事務所

3)任地( キスム ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、何らかの理由で逮捕・拘留された人を対象に、裁判に必要な書類を作成すると共に、施設出所後の支援を行っている。主要な業務は、拘留された人へのインタビューとその報告書作成、裁判所への提出と、保護観察対象者への措置・更生・再犯防止支援(生活環境調査、保護観察期間の定期的な面談)である。
現在、青年海外協力隊(JV)(2016年度3次隊/青少年活動)が青少年保護観察対象者を対象に、更生に向け、定期的な生活や就労のヒアリングやカウンセリングを行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の業務の一つに、保護観察対象者への更生・再犯防止支援がある。生活環境調査や定期的な面談が主な手法であるが、予算等の問題から、十分な支援ができていない。特に面談は、家庭・経済状況等を聞くのみで、個別のニーズに応じた対応になっていない。また保護観察対象者の更生・再犯リスクのモニタリングは形骸化している。
配属先は面談やモニタリングの手法を多様化したり、モニタリング指標を整理したりすることで、保護観察対象者の更生・再犯防止の支援の質を向上させたいと考えている。
日本でソーシャルワーカーとして、クライアントと向き合い、内面的な変化を促した手法(カウンセリングやモニタリング)をJVから共有してもらい、配属先業務の改善につなげたいと引き続きの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

保護観察対象者への更生・再犯防止支援の質の向上を図るために、以下の活動が期待されている。
1.配属先の現状のプログラム・面談の実態を把握する。
2.多様なカウンセリング手法を同僚(保護観察官)に紹介し、ともに実践する。
3.モニタリングの指標の作成・改善を支援する。
なおクライアントへのカウンセリング・モニタリング手法拡充、質の向上が目的のため、犯罪心理学等の専門的な知識は必要とされていない。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所スペース、事務机、イス、パソコン(共用)、プリンター(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先上司・同僚】
保護観察官10名(男女)、事務職員3名、補助職員1名、運転手1名
※本庁と支所の2ヶ所があり、職員数はその合計
【対象者】
青少年~成人男女の保護観察対象者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同レベルの学歴が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:即戦力が求められる

[参考情報]:

 ・カウンセリング経験を有することが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】