要請番号(JL51518B02)
募集終了
3代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・森林省
2)配属機関名(日本語)
ケニア森林公社(KFS)、エルダマラビネ
3)任地( エルダマラビネ、バリンゴ・カウンティ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ケニア森林公社(KFS)はケニア全土の森林保全活動を主な業務とする政府系機関である。違法伐採の取り締まり、苗木の生産及び配布、住民による植林活動の推進、育林技術指導などに取り組んでいる。配属先はバリンゴ・カウンティ南部の標高が2,000mを超えるエルダマラビネ支部で、11の森林ブロック(森林面積は52,000ha)を管轄し、参加型森林管理計画 (PFMP/Participatory Forest Management Plans)に基づいた環境保全プロジェクト(LCICP/Lembus Catchment Integrated and Conservation Project)を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は敷地内のナーサリーで主にサイプラス(ヒノキ科)、パイン(マツ科)等の針葉樹の種苗を栽培し、その多くは管轄林に移植される。またコミュニティの森林保全活動や営林活動の支援も行なっている。しかし、 管轄地域の植生管理はアナログの地図で行っており植生状況についても正確に把握できていない。今後管轄地域の植生管理はデジタルマップで行う方向で進められており、現在派遣中の青年海外協力隊員(JV)は、GISによるデジタルマップの作成に着手したところである。管轄林全域の地図作成にはしばらく時間がかかることから後任の要請があった。なお、ケニアでは現在JICA、環境森林省、KFS等の協力による「持続的森林管理のための能力開発プロジェクト(2016年~2021年)」が進行中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地のニーズに基づき、配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.配属先の管轄する森林のデジタルマップを作成すると共に、同僚にデジタルマップ作成技術を移転する。
2.コミュニティ森林保護団体(CFA)らと協力し、森林隣接地域の住民の森林保護意識の理解を促進する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィスにはコピー機、プリンター、パソコン5台程度の他、公用車が1台あるが、いずれも使用に制約がある。
4)配属先同僚及び活動対象者
生態系保護官(40代・男性)1名、同補佐(40代・男性)1名、施設責任者(地図作成担当、40代・男性)1名の他、森林保護官(レンジャー)などの人材を配している。活動対象者は配属先が管轄する地域の住民、農民。
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)林学 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・学部は農学系でも可
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)