要請番号(JL51518B03)
募集終了
3代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水・衛生省
2)配属機関名(日本語)
カプサベット・ナンディ上下水道信託会社
3)任地( カプサベット、ナンディ・カウンティ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2006年に民営化された会社で、ナンディ・カウンティの中心であるカプサベットとその周辺地域に対する給水と下水道サービスを提供している。同社は、日本の無償資金協力により整備された浄水施設も含め3つの浄水施設を所有しているが、安定した安全な水を満足に提供できていない現状がある。同会社の2012年度の年間予算は約1,600万円。現在青年海外協力隊(JV)(2017年度2次隊、コンピュータ技術)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本の無償資金協力で作られた浄水施設を中心に、安全な水の提供という観点から「水質検査」JVが2014年9月から2年間活動を行い改善がみられたものの、無収水率が高く安定的な水の供給には課題が残されていた。そこで、2017年10月から「コンピュータ技術」JVが派遣され、GISマッピングによる水道配管地図を作成することで、漏水箇所・盗水箇所等を正確に把握し、関連のある部署と連携することにより、無収水率を下げる取り組みを開始した。JVが配属先スタッフとともに水道配管地図を作成し技術を伝えることで、今後ケニア人スタッフがGIS技術を用いて下水道配管地図作成し維持管理できるようになることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフとともに、以下の活動を行う。
1.給水拡張計画で建設されるパイプラインのArcGISを駆使してのマッピングと既設のパイプラインのマッピング。
2.無収水(漏水、盗水などで販売できない水の割合)削減のための漏水、盗水箇所等のマッピングとそのデータ管理。
3.現場を踏査しデータ収集。
4.協働作業を通し、GIS技術のスタッフへの移転。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、ArcGIS、GPS GeoXH。踏査で使う機材は次の通り。電波パイプ探針器 RD500、 超音波流量計 CHRONO FLO430、漏水探知音聴棒 5本、漏水探知機 HG-10All
4)配属先同僚及び活動対象者
・業務執行取締役(40代男性、管理職で15年以上の業務経験)
・技術管理責任者(30代男性、専門分野で10年以上の業務経験)
・技術班スタッフ 5名(配管工、検針員等)
・インターンの大学生(常に3~5人)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:GISマッピングの実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)