2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51518B05)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
H111 鍼灸マッサージ師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

シクリ視覚・聴覚障害者技術訓練専門学校

3)任地( シクリ、ホマベイ・カウンティ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1970年にオランダのカトリック教会によって視覚及び聴覚障害者のための職業訓練センターとして設立され、2015年に技術訓練専門学校となった。障害者の生産活動への参加と生活の自立を目指し、農業、織物、洋裁、木工、石工、溶接、電気、コンピュータなど様々な職業訓練を実施している。学生は、16歳以上の約360名、その内約7割が障害を持つ学生で校内の寮で生活しながら学んでおり、近年の政府の方針により障害を持たない学生も通学で受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

前校長がマチャコス視覚障害技術専門学校の校長で、指圧・あん摩は視覚障害者の生計手段として有効な技術であると認識し、ケニアで初めて青年海外協力隊(JV)の派遣により障害者学校に指圧コースを導入した人物である。同校長は、同校に異動後もコースを立ち上げたいとJVを要請し、初代JVが2016年よりコースを立ち上げ、現在2代目(2017年度2次隊)が活動中である。現在派遣中のJVは、2018年度は視覚障害のある4名の学生を指導しながら、週に9コマ(1コマ90分)、理論3コマ、実技4コマ、解剖学2コマを指導している。また、テキスト作りも行っており、更に学内での指導のみならず、指圧等の普及と就職先の開拓を目的とした活動にも取り組んでいる。現校長も指圧コースの重要性を十分認識しており、継続してのJVの派遣を強く要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

指圧コースの講師として、視覚障害者の学生に対し、理論と実技、その他必要と思われる指導を行う。
1.コースは1年(実質は9ヶ月の授業期間)で、1度に数名程度の学生を指導する(鍼灸は行っていない)。
2.シラバスに沿った教材の開発・改善を行い、授業の質の向上を図る。
3.指圧やあん摩の普及と市場開拓のため、イベント等でのデモンストレーションを企画、実施する。
4.学生の就職先の開拓・支援を行う。また、可能であれば学外での卒業生への指導、助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

マッサージベッド2台、枕、人体骨格模型、人体解剖模型(トルソー)

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長:男性
視覚障害者部門 部門長:女性
教員:28名(男女35歳~55歳)、うち視覚障害者2名
指圧コースは毎年数名(視覚障害のある男女、16歳以上、中学または高校卒業程度)が受講している。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導できるレベル

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】