2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51518B08)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

チャレラ特別支援学校

3)任地( ロレット、ケリチョ・カウンティ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はカトリック教会の支援でスタートした学校。1960年に小学校が開校され、1977年より障害児を受入れ始め、現在は肢体不自由児と知的障害児を対象とした寄宿制の特別支援学校である。在校生は小学生91名、中学生60名。障害種別は、肢体不自由児が半数以上を占めるが、知的障害、脳性マヒ、視覚障害などの生徒も学んでおり、障害の程度も様々である。同じ敷地内には、障害のない子供たちの小学校と中学校も併設されており、小学生は260名、中学生は127名が学んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、障害児にとって不可欠な基礎学習、社会性、日常生活動作(ADL)等の自助スキルを身に付け自立を支援するとともに、それぞれの潜在能力や自己肯定感を引き出すことを目標に教育を行っている。しかしながら、教師の意欲や知識に差があり、教授法の向上を図りつつ、学校全体をより充実させていきたいと考えている。
校長自身が高校生の時に青年海外協力隊(JV)から数学と体育を学んだことがあり、JVと共に学校をよりよく改善していきたいという思いがあり、今回の要請に至った。学校は現在、政府や団体などからの支援を得て教室や寮を増築し、規模を拡大しているところである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.クラスを担当し、読み書き・算数・音楽・体育・図画工作等の授業を計画・実施し、生徒のコミュニケーション能力や日常生活動作の向上を支援する。
2.同僚教師向けのワークショップや、各クラスへの巡回指導を通して、障害のある児童生徒に対する授業や支援方法についての理解と実践を促進する。
3.地元で手に入る安価な物を使って教材を作成し、生徒が楽しく学べるような学習環境を整備する。
4.可能であれば、同職種で他の配属先で活躍しているJV、シニア海外ボランティア(SV)と協力し、ワークショップ等を企画・開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、黒板、運動場

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性40代)
教員9名(特別支援学校教諭免許の取得者)
サポートスタッフ約6名

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(男性) 備考:周辺環境のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(5~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

幹線道路から未舗装のアップダウンのある道を約2.5キロほど入った場所にあり、周囲は畑や草むらのみ。住居は幹線道路の小さな町か学校の敷地内となる予定。生活環境は比較的厳しい。