2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51518B13)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務・政府調整省

2)配属機関名(日本語)

ナクル女子保護観察宿舎

3)任地( ナクル、ナクル・カウンティ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は窃盗、売春、迷惑行為等で逮捕、もしくは家庭の事情で保護された女子を、児童裁判所の判決に従い、保護観察するための宿舎である。施設の目的は女子の更生・自立であり、集団生活を通じて社会性や協調性を身につける。収容者が学齢期の場合、施設外の初等・中等学校に通う。学齢期以上の場合、施設内で洋裁、美容、料理等の職業訓練や識字教育を提供し、円滑な社会復帰につなげる。収容期間は1年間が基本だが、社会復帰の基盤となる家庭環境が調査され、状況次第では宿舎収容期間が延長される。収容者は20人前後、年間予算は約200万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は収容されている女子に対して、教育と社会規範を身につけさせる保護観察宿舎である。公教育や職業訓練クラスで教育機会を提供しているが、平日午前のみで終わるため、女子は平日午後や週末の時間を持て余すことが多い。そこで、派遣中の青年海外協力隊(JV)は、アートセラピーやダンス、学習支援を実施している。また、配属先で実施されている洋裁と美容の職業訓練クラスと連携して、女子たちの自主性や自尊心を向上させるため、授業で身に着けたスキルを披露するファッションショーを定期的に行う活動に取り組んでいる。配属先はこれらの活動を、ケニア人職員だけでは提供することのできない多様性に富んだ活動であるとして、また女児たちの成長に寄与するものとして、高く評価している。引き続き、多様な教育機会の提供と定着を図りたいことから、後任の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

平日午後や週末等の余暇を利用して、女子達の更生・自立につながるための活動が期待されている。
1.趣味や特技を活かして、ソーシャルスキル向上につながる音楽、手工芸、スポーツなどの指導に携わる。
2.子どもたちの自主性や自尊心を向上させるファッションショーや学芸会、音楽祭などのイベント企画を配属先同僚と実施する。
3.学習機会の促進を図るための図書室の設置及びその活用と管理を行う。
なお、今回で同配属先への派遣が終了となるため、これまでの隊員が実施してきた活動を配属先に引き継ぎ、定着させることが期待されている

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン1台、調理場、足踏みミシン8台、ピアニカ10台、リコーダー10本、ピアノ・キーボード1台、筆等画材

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
施設長(女性)、保護観察官、寮母、調理師など20名

【指導対象】
12歳から22歳の女子20名前後(変動あり、上限50名)

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:指導対象が女性であるため

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同レベルが望ましいため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:制限された環境で活動するため

[参考情報]:

 ・青少年を対象に指導・活動をした経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】