2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51519B18)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3
祷長の様子 校庭

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ギクーリ初等学校

3)任地( エンブ郡(カウンティ)、ルニェンジェス ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1957年設立の公立初等学校(8年制)で、日本の小学校1年から中学校2年に相当する。教師14名、児童数は602名(16クラス)。
JICAは技術協力プロジェクト「理数科教育強化計画プロジェクト(SMASE)」(2009年1月~2013年12月)を通じ、全国の初等理数科教員を対象に、その指導法の改善に取り組んだ。児童・生徒の理解度を確認しながら授業を進める指導法、地域で入手可能な教材や実験の導入、近隣校同士の授業研究の推進など、児童・生徒が興味を持って、主体的に学ぶ教育環境作りを進め、同校も参加した。2017年3月-2019年3月まで2代目のJICA海外協力隊が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ケニアでは2003年に初等教育が無償化され、就学率は高まったものの、学習施設の整備や教員の養成は不十分で、教育の質については課題が残されている。教育省では、JICAを含めた諸外国からの支援を得て、教育施設の充実、教員の養成と質の向上に努めてきた。JICAでは技術協力プロジェクト終了後も、生徒の学力向上と教員の指導技術向上のために、現場レベルへの隊員派遣を継続している。
配属先周辺には小規模農家で比較的貧しい家庭が多く、経済的理由による中途退学も問題となっている。このような環境下、2代目隊員は算数・数学とライフスキル教育の授業を担当した。先生の板書を児童・生徒が書き写す授業方法が根強く残る中、フラッシュカードや演習を多く用い児童自身で考える力をつけることのできる授業の定着に尽力した。配属先校長は同隊員の活動を評価しており、同僚の教員による実践を目指して継続的な隊員派遣の強い要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 4-7年生(日本の小学校4年生から中学校1年生相当)を対象に、算数・理科・体育・ライフスキルに関する授業を行う。
2. 放課後等の余暇の時間を用いて、児童を対象にした課外活動を行う。(クラブ活動や補講など内容は自由)
3. 同僚と情報交換や授業見学を通じて、指導法の改善や教材作成などを協力して行う。
4. 同一地域に派遣されているJICA海外協力隊(小学校教育)と、情報交換や共同ワークショップの企画・運営を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、チョーク、教員用教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長(50代女性)
教師14名(男性5名、女性9名)、年齢は20-50代。
活動対象者:
学校児童約600名のうち、4-7年生(日本の小学校4年生から中学校1年生に相当)を対象に授業を行う。児童数は1クラスあたり30-50名程度。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:児童への集団指導となるため

[参考情報]:

 ・算数・理科についての指導経験があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~26℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。