要請番号(JL51519B21)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務・政府調整省
2)配属機関名(日本語)
シアヤ 女子更生保護施設
3)任地( シアヤ郡(カウンティ)、シアヤ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、窃盗、売春、迷惑行為等で逮捕、家庭の事情で保護された母子・妊娠中の女子、および高齢の女性を裁判所の判決に従い、保護観察するための施設である。収容者は更正・自立に向け集団生活を通じて社会性や協調性を身につけていくほか、施設内で職業訓練、カウンセリングなどを通じて、社会復帰の準備をする。
収容期間は1年間が基本だが、収容中に社会復帰の基盤となる家庭環境が調査され、状況次第では収容期間が延長される。収容者は主に乳幼児を抱えた女子が20名前後おり、年間予算は約200万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、収容者の社会復帰に向けた心のケア及び自立と更生プログラムの充実をめざしており、洋裁、美容、料理の職業訓練の実施と、情操面での教育として運動、カウンセリングなどのプログラムを実施している。特に乳幼児を抱えた収容者が多く、配属先長は子どもとの触れ合いを通して精神面での成長を促すことを重視しており、プログラムの拡充および強化をしたいと考えている。現在、派遣中のJICA海外協力隊(JV、2018年度1次隊、青少年活動)は母子の愛着形成を図る活動や退所後の収入向上に寄与する手芸活動を実施している。引き続き、JVの支援により配属先職員が指導可能な活動を増やし、収容者に提供するプログラムを向上したいことから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
施設に保護されている女子に対し、以下の活動を行う。
1.限られた施設・職員・資材で実施可能な運動、音楽等の多様な母子ふれあいプログラムの提案と実践
2.体を使った運動・ゲーム等の提案と指導
3.ビーズ手工芸、裁縫などの指導
4.上記以外に収容者の社会復帰につながる活動のアイディアがあれば、配属先と相談の上、実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所スペース、カウンセリングスペース、PC、プロジェクター、ホワイトボード、
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(女性、50代)、副施設長(女性、30代)他 計6名
活動対象者:母親(主に10代~20代)とその子どもたち(0歳~4歳) 約40名(母子合わせての人数)
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:対象者が女性となるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・困難を抱える青少年との活動経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)