2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52416B46)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムジンバ県北部保健事務所 カフクレヘルスセンター

3)任地( ムジンバ県カフクレ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カフクレヘルスセンターは幹線道路から約65km離れた村落部にあり、地域住民約1万2千人に対して外来診療、産科、エイズの検査・治療といった医療サービスを提供すると共に、乳幼児の発育測定と予防接種、住民への健康教育といった地域保健活動も行っている。ムジンバ県北部保健事務所が管轄する23のヘルスセンターの一つであり、重症患者はムズズ中央病院に移送される。県北部保健事務所全体としての年間予算は約200万ドル。JICAの無償資金協力で新しいヘルスセンターが建設されたが、ボランティアの受入れは初めてである。また、同県南部では、現在、公衆衛生グループ型派遣として6名のJVが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では医療保健人材が慢性的に不足しており、地域住民を対象とした末端での保健サービスはHealth Surveillance Assistant(HSA) と呼ばれるヘルスワーカーが担当している。HSAは各村落地域に居住もしくは巡回し、乳幼児の発育測定・予防接種や住民への予防啓発活動を実施することとなっているが、知識・経験の不足、管理体制の不備や情報伝達の不十分さから、期待通りの業務が行われていないのが現状である。そのためJICAでは、2011年より県南部病院および管轄下のヘルスセンターなどの保健施設にグループ型派遣としてJVを派遣し、HSAの能力強化と、それを通じた地域保健の向上に取り組んでいる。本要請はその活動をさらに同県北部地域に拡大するものとして要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

HSAと共に担当地域を巡回し、公衆衛生グループ型派遣のJVとも協働しながら以下の業務を担当する。
1.乳幼児健診等、HSAの業務が安全・確実に実施されるよう、技術面および管理体制面から支援を行う。
2.住民や学校生徒への病気予防、健康、栄養、保健衛生の指導等を支援する。
3.村の衛生状況の調査と調査結果の活用。
4.ヘルスセンターでの整理整頓活動(5S)を推進し、保健医療サービスの質を向上させる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健省が供給する健康教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

医療助手 (Medical Assistant) 男性 1名(40代)、看護師 女性2名(30代)
カウンターパート:シニアヘルスワーカー (SHSA) 男性1名(高卒レベル、40代)
ヘルスワーカー (HSA) 6名(高卒レベル、20~50代)
【活動対象者】
地域住民、学校生徒など

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(なし)

【特記事項】

マラウイでは保健省を中心に医療施設への5S導入を進めており、県病院及びヘルスセンターでJICAボランティアが支援を行っている。本要請はその活動を地域レベルにまで拡げるものとしても位置付けられている。