2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52417B21)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

マラムロ病院

3)任地( チョロ県マクワサ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マラムロ病院は1902年設立の歴史ある病院で、内科、外科、産婦人科、小児科、歯科等を有する、病床数275の総合病院であり、マラウイとモザンビークのリファラル 病院としても役割を果たしている。地域の16の診療所及び3ヘルスセンターの運営も行い、地域住民約13万人に対して安価(一部、無料)で保健医療サービスを提供している。CHAM (Christian Healthcare Association of Malawi) から資金援助を受け、ガン検診、HIV検査・カウンセリング、栄養指導、感染予防、家族計画等の活動を行っている。年間予算は約135万ドル。現在、初代の青年海外協力隊(JV)が手術室を中心に活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

病院の機能改善と業務効率化、保健医療サービスの質の向上を目的に、保健省はJICAの支援を受けて医療施設への5S導入を推進しており、これまで4つの中央病院と6つの県病院及びヘルスセンターでJV(看護師、薬剤師、行政サービス)がこれを支援してきた。同病院でも保健省による指導の下、5S-KAIZEN活動の導入を開始したところだが、知識、経験が不足しているため、5Sの理念はまだスタッフに浸透しておらず、現場レベルの実践が滞っている。5Sの基本的な概念をスタッフに教育し、各病棟におけるアドバイス等、5S推進のための支援が求められており、活動の定着のため後任が要請された。
同病院で要請中の薬剤師JVと連携し、国内で5S-KAIZEN活動を行う他のJVとも協力して、5S-KAIZENの全国展開を支援することも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先が必要とする部署(手術室等)に所属し、共に業務を行う中で5S-KAIZENに取り組む。
2.院内への5S-KAIZENの普及を支援し、その計画的な実施、モニタリング・評価、報告体制を定着させる。
3.5S-KAIZENを通じた職場環境の改善、サービス品質の向上(業務の効率化、リソースの有効活用、安全性の向上など)を目指す。
4.5S-KAIZENに取り組む他のJVと協力し、院内外への5S-KAIZEN普及を促進する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健省が供給する健康教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

病院長 男性1名(50代)
5Sコーディネーター 女性1名(40代)
医師 16名
看護師 26名
その他管理部門スタッフ等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的立場に就くため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

ボランティアはマラウイにおける看護師免許を取得するため、赴任後に4週間、病院での実習を行う必要がある。