要請番号(JL52417B37)
募集終了
5代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ルンピ県病院
3)任地( ルンピ県ルンピ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同病院は人口約20万人のルンピ県内で治療、予防、啓発など総合的な医療サービスを提供すると共に、県内の医療行政全般を担当している。診療・投薬共に無料。病床数は約200、年間予算は約50万米ドル。保健省はJICA専門家の支援の下で5S-KAIZEN-TQM(整理・整頓を通じた医療サービスの向上)の全国展開を進めており、同病院も業務改善を図るため5S活動を導入している。過去に、栄養士JV(青年海外協力隊)、エイズ対策JVが派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では食事は分量を第一としたもので、栄養バランスが考慮されていないことが多い。また、日常利用する食材の種類も乏しいことに加え、調理法は保守的な伝統食が多く食事の多様性に欠ける。そのため、乳幼児や妊産婦を中心とした栄養失調が深刻な問題となっていると共に、糖尿病や高血圧症といった生活習慣病も増加している。地域で入手可能な食材を活用しつつ、地域住民の嗜好に合った健康的な食事習慣を形成していくことが求められている。また、村落部においては、適切な離乳食が与えられないため乳児の栄養失調が頻発しており、コミュニティにおける栄養知識の普及と実践も望まれる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフやコミュニティの関係者と協力して、以下の活動を行う。
1. 母子の栄養失調に対し、地域で入手できる食材を活用し、住民が実践可能な取り組みを提案する。
2. 地域住民を対象に栄養教育を行い、生活習慣病の予防に取り組む。
3. 妊産婦、糖尿病患者、HIV陽性者等に対する食事指導と、食事内容のモニタリングを行う。
4.JVが日常活動する部署を中心に、整理・整頓活動を通じた医療サービスの向上を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
栄養士(男性、30代、大卒レベル)
配膳課スタッフ(男女、20-40代、高卒レベル)
【活動対象者】
妊産婦、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)