要請番号(JL52418B04)
募集終了
2代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学・技術省
2)配属機関名(日本語)
マチンガ教員養成校
3)任地( マチンガ県リウォンデ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マチンガ県にある小学校教員の養成校。生徒数は約700名。講師数は41名。年間予算は約8,700万円(人件費を除く)。1年生は養成校にて授業(教育学、英語、数学、理科、社会、農業等の10教科)を受講し、2年生は全期間、教育実習生として県内の各小学校に配置される。同校へは2017年7月から小学校教育JVが派遣され、算数、理科をはじめとした教科指導を行っている。今回はその後任要請である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは1994年の初等教育の無償化及び人口増加により生徒数が急増し、学校インフラ、教員、教材の不足といった様々な課題を抱えており、初等、中高等学校の教育の質に深刻な影響を与えている。国家開発政策では、教育の質の向上を目指しているが、国家試験等から測られる成果指標に改善の兆しが無く、特に理科、数学(算数)に関しては、学習成果が低い現状にある。そのため、初等教育からの改善が求められており、ボランティアへは小学校での理科、算数の授業の質改善および教員の指導力向上が期待され本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
①1年生に対する理科および数学の教科指導を行う。
②理科及び数学の授業観察を行い、講師に対して助言する。
③講師や生徒を対象に、教材製作や指導法に関する研修会を定期的に開催する。
④講師たちが知見を共有し合える公開授業等を企画、実施する。
可能であれば同行の講師らとともに、マチンガ県内で教育実習中の教師に対しても同様の活動を行う。
配属先での具体的な活動内容はボランティアの経験をもとに配属先長と話し合って決めることになる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な実験器具(日本の小学校程度)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学長1名(男性、50代)、副学長1名(男性、50代) 講師41名 (30~50代)
講師は学位、修士保持者
活動対象者:講師および生徒(18~25歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が求められるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員養成校での指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
小学校では5年生から現地語から英語での授業に切り替わるが、生徒とコミュニケーションを図るため現地語の習得も必須。