要請番号(JL52419B11)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学・技術省
2)配属機関名(日本語)
スザ小学校
3)任地( カスング県スザ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
日本の小学校1年生から中学校2年生に相当する8年制の小学校。生徒数は約1200名、教師数は20名。同県内の他の小学校にも小学校教育隊員が配置されてきた。前任となる隊員(初代、2017年7月~2019年7月派遣)は主に6年生のクラスでの算数指導、教員向け研修に取り組んだ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは1994年の初等教育の無償化及び人口増加により生徒数が急増し、教室、教員、教材の不足といった様々な課題を抱えており、初等、中高等学校の教育の質に深刻な影響を与えている。国家開発政策では、教育の質の向上を目指しているが、目標達成の途上である。特に理科、数学(算数)に関しては、学習成果が低い現状にある。そのため、初等教育からの改善が求められており、小学校の算数、特に基礎計算能力強化が期待され要請に至った。
前任は配属先の活動だけではなく、グループ型派遣として他任地の隊員と協力し、教員向け研修会の実施を行い教員能力強化に取り組み、現地教員同士のネットワークづくりにも貢献した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 担当教師とチームティーチングで主に算数指導を担当する。算数のレベルは中学校1年生程度まで。(週15~20コマ、1クラス80~100名)
2. 現地教員と共に現地で入手可能な材料を使った教材の作製や、より効果的な授業を行えるよう工夫する。
3. 補習などで1~10までの数の概念、足し算や引き算などの基礎計算能力を強化する。
4. 配属先校長や教員、同分野配属の隊員と協力し、教員向け研修を企画、実施することにより、授業の質向上を目指すことも期待されている。
配属先での具体的な活動内容は隊員の経験をもとに配属先長と話し合って決めることになる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、チョーク ※配属先小学校には電気は無い。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長、40代男性、算数担当教員、20代男性
活動対象者:教員(約20名、男性が9割)、生徒(約1,200名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:男性教員が多いため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚への指導・助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(なし)
[水道]:(なし)
【特記事項】
当地では井戸の利用が一般的で電気についてはソーラーを設置する。小学校では5年生から現地語から英語での授業に切り替わるが、生徒とコミュニケーションを図るため現地語の習得も推奨。