2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52419B26)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・人口省

2)配属機関名(日本語)

カムズ中央病院

3)任地( リロングウェ市 ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマラウイに4か所設置されている国立中央病院(三次医療機関)のひとつで、首都リロングウェに位置する。病床数1,100、医師59名、看護師286名を擁する国立総合病院。医薬品、診療の患者負担は無料。病院全体の予算は慢性的に不足しており、器具や消耗品などの購入は困難な現状である。これまで3代の理学療法士隊員を派遣しており、特にインターンや学生指導や患者へのリハビリサービスの提供に貢献してきた。中央病院にはマラウイ人の理学療法士が一定数配置され始めてきているが、作業療法士の配置はされてはいない。配属先となる理学療法科において、対象患者の7割が成人で主に整形疾患、脳血管疾患である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2009年から国内での理学療法士の養成が始まり、各中央病院に一定数の理学療法士が配置され始めている。作業療法分野においては、ニーズはあるものの、作業療法士の資格制度がマラウイ国内に無い。2016年に作業療法技術者のコースが開始され、2019年12月に8名が修了する予定となっているが、患者に対して必要なサービス提供が可能になるまで時間を要することが見込まれる。現在は、理学療法士の下位資格であるリハビリテーションテクニシャンが作業療法分野もカバーすることになっているが、知識と技術の不足から十分に対応できていない現状である。
このような背景の中、配属先の理学療法科に配属の理学療法士、リハビリテーションテクニシャンと連携し、作業療法の観点からの指導や患者へのリハビリ提供ができる人材が求められており、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 理学療法科の現地スタッフや実習生への知識・技術の助言を行う。
(自助具の作成・使用方法の指導を行うことが望ましい。)
2. 同僚の理学療法士、リハビリテーションテクニシャンと共に入院患者、外来患者に対しリハビリを行う。
3. 理学療法科の管理・運営の支援を行う。
4. 同国の隊員(理学療法士、作業療法士)との協働による幅広い支援活動 (アウトリーチ、学生指導、ワークショップなど)を行うことが望ましい。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

エルゴメーター、メガパルス(短波)、踏み車、平行棒、治療用ベッドなど

4)配属先同僚及び活動対象者

理学療法科長 (30代・男性)
理学療法士4名(20代~30代、男性3名、女性1名、勤務経験:4~5年)
リハビリテーションテクニシャン5名(20代~40代、男性2名、女性3名、勤務経験:3~15年)
理学療法科の患者数:1日約70名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:スタッフへの支援に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】