2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52420A09)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学・技術省

2)配属機関名(日本語)

カスング小学校

3)任地( カスング県カスング ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

日本の小学校1年生から中学校2年生に相当する8年制の小学校。カスングの中心地に位置し、生徒数は約5,600名、教師数は約70名の大型学校であり、1クラスは150~170名である。授業は1コマ35分。人口増加により生徒の数は増える一方である。同校へは2016年7月から算数教育として隊員の派遣が始まり、今回は3代目の募集である。同任地の他の小学校へも小学校教育隊員(算数)が配置されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マラウイでは1994年の初等教育の無償化及び人口増加により生徒数が急増し、教室、教員、教材の不足といった様々な課題を抱えており、初等、中高等学校の教育の質に深刻な影響を与えている。国家開発政策では、教育の質の向上を目指しているが、目標達成の途上である。特に理科、数学(算数)に関しては、学習成果が低い現状にある。そのため、初等教育からの改善が求められており、小学校の算数、特に基礎計算能力強化が期待され要請に至った。前任は配属先の活動だけではなく、グループ型派遣として他任地の隊員と協力し、楽しくかけ算を覚えられるようかけ算ソングの普及(配属先小学校内外)に取り組んだ。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 担当教師とチームティーチングで主に算数指導を担当する。算数のレベルは中学校1年生程度まで。(週15~20コマ)
2. 現地教員と共に現地で入手可能な材料を使った教材の作製や、大人数のクラスであっても、より効果的な授業を行えるよう工夫する。
3. 補習などで1~10までの数の概念、足し算や引き算などの基礎計算能力を強化する。
4. 配属先校長や教員、同分野配属の隊員と協力し、教員向け研修を企画、実施することにより、授業の質向上を目指す。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、チョーク ※配属先小学校には電気は無い。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長、50代男性、算数担当教員、30代男性、算数担当教員は約20名

活動対象者:教員(算数担当約20名)、生徒(約5,600名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・子どもへの指導経験(1年以上)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

小学校では5年生から現地語から英語での授業に切り替わるが、生徒とコミュニケーションを図るため現地語の習得も推奨。