要請番号(JL52420A16)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学・技術省
2)配属機関名(日本語)
カヴィワレ小学校
3)任地( ムズズ市 ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
日本の小学校1年生から中学校2年生に相当する8年制の小学校。生徒数は約2,700名、教師数は45.名でダブルシフト制を採用している(午前と午後に生徒を分けて授業をしている)。授業は1コマ35分。人口増加により生徒の数は毎年増えている。同校へは初めての隊員派遣となる。他国の援助団体により、トイレ建設や校舎建設がされている。年間予算は50万円相当(毎年変動する)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは1994年の初等教育の無償化及び人口増加により生徒数が急増し、教室、教員、教材の不足といった様々な課題を抱えており、初等、中高等学校の教育の質に深刻な影響を与えている。国家開発政策では、教育の質の向上を目指しているが、目標達成の途上である。特に理科、数学(算数)に関しては、学習成果が低い現状にある。そのため、初等教育からの改善が求められており、小学校の算数、特に基礎計算能力強化が期待され隊員の要請に至った。同県南部にはすでに複数の隊員が派遣され教員研修などが実施されている。今回同県北部への派遣拡大をして、グループとしての成果拡大を期待するものである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 担当教師とチームティーチングで主に算数指導を担当する。算数のレベルは中学校1年生程度まで。(週15~20コマ、1クラス80名程度)
2. 現地教員と共に現地で入手可能な材料を使った教材を作製し、より効果的な授業を行えるよう工夫する。
3. 補習などで1~10までの数の概念、足し算や引き算などの基礎計算能力を強化する。
4. 配属先校長や教員、同分野配属の隊員と協力し、教員向け研修を企画、実施することにより、授業の質向上を目指す。
配属先での具体的な活動内容は隊員の経験をもとに配属先長と話し合って決めることになる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、チョーク、模造紙、教科書等。電気が通っている学校だが、各教室では電気は自由に使えない。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学校長50代男性、シフトA校長50代女性、シフトB校長50代女性。
活動対象者:教員45名(内男性教員1名)、生徒2,700名。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・子どもへの指導経験(1年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
小学校では5年生から現地語から英語での授業に切り替わるが、生徒とコミュニケーションを図るため現地語の習得も推奨。