要請番号(JL52420A22)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学・技術省
2)配属機関名(日本語)
ナリクレ教員養成大学付属中高等学校
3)任地( リロングウェ県ナリクレ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ナリクレ教員養成大学は、首都リロングウェ郊外に位置し、主に中高等学校(日本の中学3年~高校3年)の教員を養成することを目的として日本の無償資金協力により2016年に建設された。配属先となる付属中高等学校は、2017年1月より生徒の受け入れを開始し、同教員養成大学に通う生徒たちの実習の場や、教員養成大学の研究の場としても機能している。教員数16名、生徒数約280名。年間予算はおよそ1,870万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは1994年に初等教育が無償化された結果、中高等教育進学希望者が急増した。政府は初等教員資格しか持たない教員を中等教員として採用し、中高等教育へのアクセス拡充を図ってきた。結果として就学者は増加したが、中高等教育の正規の資格を有する教員が不足している。教員不足解消のために、日本の無償資金協力によりナリクレ教員養成大学が建設され、2017年1月より生徒の受け入れを開始している。配属先である付属中高等学校は、同教員養成大学に通う生徒たちの実習や、研究の場としても機能している。このため、教員を目指す学生に対して情報収集の方法、授業の組み立て方、実験を用いた検証法などにおいても支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先と協議し、物理、化学または生物の生徒主体の授業を行う。(日本の中学3年生~高校2年生レベル)
2. 配属先において同僚教員に対し実験を取り入れた授業に関する指導を行う。
3. 理科実験室の運営・管理を行う。
4. 同職種の隊員と共に、教員養成大学の学生に対し実験を取り入れた授業の組み立て方を伝えるワークショップを実施することが望ましい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科実験室、基本的な薬品と実験器具(日本の中学校程度:顕微鏡、ビーカー、試験管など)
4)配属先同僚及び活動対象者
[付属中高等学校]
理科教員:5名(物理・化学担当1名、生物担当4名)
[ナリクレ教員養成大学]
物理担当教員:2名(男性、修士、教員経験4年以上)、化学担当教員:3名(修士、教員経験4年以上)、生物担当教員:4名(修士、教員経験4年以上)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:中高等学校指導の有資格者の条件
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)