要請番号(JL53916B10)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林水産省
2)配属機関名(日本語)
シュランガナニ農業サービスセンター
3)任地( リンポポ州ベンベ郡マカド町シュランガナニ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は同国北部に位置するリンポポ州農業省傘下の農業普及指導サービスを実施する政府機関。現地ではサービスセンターと呼ばれ、農業普及員が配置され、農家を訪問する巡回指導やセンターでの講習会を通じた農家の能力向上を行っている。同センターは半径約50kmの範囲内にある農家を管轄している。任地では夏場は非常に暑く多くなるが、農家はトマト、カラシナなどの野菜を栽培している。センターの年間予算は約3000万円で職員7名、うち農業普及員5名の配置となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国ではかつてのアパルトヘイト体制を克服し、黒人の経済力強化支援である「ブラック・エコノミックエンパワーメント政策」を進めてきており、その一つである黒人小規模農家の強化では、自給自足の農家から商業ベースの農家への成長を目指している。前任者は地域の農家に対して、より価値の高い作物栽培の提案、栽培方法の指導、ビジネスプランの提案などを働きかけ、収入向上に繋がる取り組みを行ったが、今後とも同様の支援の必要性が挙げられたため、後任ボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは同僚の農業普及員と共に以下の活動を行う。
1.配属先が管轄する農家を訪問し、各農家の活動規模、栽培作物、農機具や農薬などの支出と収入、各農家が抱えている問題点など、任地の農家の活動内容を把握する。
2.配属先において農業普及員と共に、各農家に対するビジネスプランを考える。プランの中には栽培作物の変更や栽培時期の変更など盛り込む。
3.新しいビジネスプランの実施のために、農家に対する栽培指導、帳簿付け、作物の保存等について支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
センターマネージャー 男性 50代
農業普及員 男女 5名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(大卒)農学 備考:同僚と同レベル
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:農家とのやり取りに農業知識が必要
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居は農家宅でのホームステイとなります。