2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL53918B07)
募集終了

国名
南アフリカ共和国
職種コード 職種
D222 溶接
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・訓練省

2)配属機関名(日本語)

ウォーターバーグ職業訓練校(エンジニアリング&技能研修センター)

3)任地( リンポポ州カプリコーン郡レベレ・ンクンビ町レボワホモ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同国の公立職業訓練校の一つ。ビジネス、IT・コンピュータサイエンス、エンジニアリング&技能研修の3センター(キャンパス)を有する。国家資格NCV: National Certificate(Vocational)を目的とするNCVプログラムや技能研修プログラム等合計22のコースで職業訓練機会を提供している。3センター合計:学生数約4800人、職員数235人、年間予算約412百万円(2015年)2014年7月から1名のボランティア(自動車整備)が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国における職業訓練校は若者の高い失業率対策の一つとしての非常に重要な役割を担っている。同配属先NCVプログラムではエンジニアリング&関連デザイン、土木・建築、電気設備の3コースを教えている。エンジニアリング&関連デザインコースではエンジニアリングの基礎知識に加え、選択制で溶接と自動車整備に学習内容が分かれる。国の方針では年間授業数は約1,300時間、実習6割、座学4割の構成と定められているが、実際は多くの講師が現場経験を持っていないために、技術力不足から実習授業が限定的となっている。現状では座学8割、実習2割程の割合となっているために、既存の機材を最大限に活用し、質の高い人材育成を進めるため今回のボランティアの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚講師と共に、実習授業・座学授業に参加し、同僚講師の技術不足を補うアドバイスを行う
(授業内容は、製図、材料力学などの座学。実習授業は下記に記載されている機材を使用した材料加工、基礎的なアーク、ガス溶接から半自動アーク溶接など。)
2.単元に応じた実習教材の整備
3.実習場の維持管理

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

アーク溶接機、半自動アーク溶接機、ガス溶接機、TIG溶接機、帯のこ盤、ボール盤、シャーリング、両頭グラインダー、3本ローラー等、および手仕上げ関連工具

4)配属先同僚及び活動対象者

溶接科担当講師(男性 50歳代、大卒、教育経験20年)

学生(9学年終了資格取得者以上、同国では留年があるため年齢の幅があるが概ね19-21歳)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(専門学校卒) 備考:知識に基づく説明が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

配属先ではTIG溶接機を保有するが、シラバスではTIG溶接機を使用することは無く、生徒への新技術の紹介となっている。
JIS検定被覆アーク溶接は(下向き、立向き、横向き)。