2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54517A18)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

NGO ササカワ・グローバル2000
NGO

3)任地( ナムトゥンバ県ナムトゥンバ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業開発を支援する国際NGOである(登記地:ジュネーブ)。サブサハラアフリカ14か国で事業を展開しており、ウガンダを含む4か国にて重点的に活動している。年間予算は約112万米ドル。ウガンダでは、国内各地にコミュニ ティ・ファシリテーター(地元住民)を配置し、配属先職員が定期的に各地を訪問し、農作物の生産性向上、収穫後処理と農産物加工、市場開拓等に係る支援を展開している。ウガンダにおいて稲作振興に取り組んでいるJICAは、同配属先と現場レベルで協調関係にあり、現在、本要請の任地を含め同配属先が支援する5地域へJVを派遣している(各1名)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

任地ナムトゥンバ県では、住民の多くが稲作に従事している。近年、ウガンダではコメの消費量が増大しており、換金作物 としてのコメの重要性が高まっている。しかし、生産性を重視した稲作技術が普及しておらず、また収穫後処理におけるロ スが多く、さらに販路開拓が不十分であるため、農家の大幅な収入向上へと結びついていない。配属先は、同県にて稲作 の改良技術の普及、コメ生産者のグループ化を支援してきた。JVが活動を共にするBalibonera Kwiife Farmer Groupも配属先から支援を受けるグループの一つで、精米所の運営、近隣コメ農民への種子の貸付などを行っている。配属先は、現在 活動中のJVが行っている改良技術の定着支援、グループ運営状況の改善(精米機の稼働率の向上やコメ仲買業者の誘 致など)を継続して支援する人材を必要としており、今回、後任の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

活動地域の農業を含む生活一般を知るための基礎調査や、農家グループの活動状況の把握を行った上で以下の活動を 行う。

1.精米所の運営支援(機械管理、販路拡大、シードバンク運営の支援)
2.米加工食品(米粉のケーキやパン)の販売、副産物(もみ殻、ぬか)の利用(家畜飼料など)に関する提案
3.農家への適正な稲作技術に関する情報提供(栽培方法、収穫後処理、マーケティングなど)
※ 配属先やJICAの「コメ振興プロジェクト」専門家から稲作の知識・技術について助言を受けることができる

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

・NGO配属先本部職員(NGOダイレクター: 1名、NGOコーディネーター:1名ほか)
・Balibonera Kwiife Farmers Groupのコーディネーター: 1名(メンバー約30名)

・精米所の近隣農家 約300世帯

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・農業に興味があること

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

配属先拠点は首都カンパラにあり、配属先職員は各支援地域を巡回支援している。任地では農家グループのコーディネーターとともに農家への支援活動、グループ運営の改善に取り組み、定期的に本部事務所へ報告を行う。