要請番号（JL54517B12）
募集終了
2代目
| ・2018/3 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
農業・畜産・水産省
2）配属機関名（日本語）
NGO ササカワ・グローバル2000
NGO
3）任地（ ムコノ県ナチスンガ ） JICA事務所の所在地（ カンパラ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は、農業開発を支援する国際NGOである(登記地:ジュネーブ)。サブサハラアフリカ14か国で事業を展開しており、ウガンダを含む4か国にて重点的に活動している。年間予算は約112万米ドル。ウガンダでは、国内各地にコミュニティ・ファシリテーター(地元住民)を配置し、配属先職員が定期的に各地を訪問し、農作物の生産性向上、収穫後処理と農産物加工、市場開拓等に係る支援を展開している。ウガンダにおいて稲作振興に取り組んでいるJICAは、同配属先と現場レベルで協調関係にあり、現在、本要請の任地を含め同配属先が支援する5地域へ青年海外協力隊(JV)を派遣している(各1名)。
【要請概要】
1）要請理由・背景
任地ムコノ県の住民の多くは、農業に従事しており、多様な食用作物(バナナ、メイズ等)、販売用のコーヒーを栽培している。配属先は同県にて米を含めた作物の栽培の改良技術の普及、農家グループの育成、農産物のバリューチェーン強化に取り組んでいる。任地には配属先が建設を支援した精米所があり、現在、農家グループによって同精米所が運営されている(建設資金は日本大使館による支援)。現在活動中のJVは、配属先やJICA専門家から助言を受けながら稲作農家への栽培技術や販路に関する情報の提供や農機具の紹介、農家グループによる精米所の運営能力の向上を支援している。配属先は、これらの活動が継続・発展していくことを期待し、後任を要請している。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
生計活動を含む住民生活一般を知るための基礎調査、農家グループの活動状況の把握を行った上で以下の活動を行う。
1. 精米所の運営上の課題の発見と助言
2. 稲作農家への適正な稲作技術に関する情報の提供(※)
3. 米の販路開拓・拡大のための情報収集(市場調査、卸・小売業者との関係構築、ブランディングなど)
※ 配属先やJICA専門家、派遣中の同系職種ボランティアから稲作の知識・技術について助言を受けることができる 。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4）配属先同僚及び活動対象者
・配属先本部職員:約30名 NGO代表(女性、50歳代)
・任地
農家グループ(中心メンバーは10名ほど)
NGOコミュニティファシリテーター(地域住民のボランティア)
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（ ） 備考：
[参考情報]：
・農業に興味があること
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]：（サバナ気候） 気温：（15～30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
配属先拠点は首都カンパラにあり、配属先職員は各支援地域を巡回支援している。任地ではファシリテーターとともに農家への支援活動、精米所運営の改善に取り組み、定期的に本部事務所へ報告を行う。