2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54517B16)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
C107 病虫害対策
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

国立作物資源研究所

3)任地( ワキソ県ナムロンゲ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農業分野の研究・技術開発を担う国家農業研究機構(NARO)の傘下にある国立作物資源研究所は、食用作物全般の主研究実施機関である。JICAは同研究所の協力を得て、ネリカ米の品種試験、研修や種子の配付を通じた普及活動を展開している。JICAは2004年6月から個別専門家を継続的に派遣しており、2008年からはコメ振興プログラムのもと「ネリカ米振興プロジェクト」を実施した。現在はネリカ米の普及を含む「コメ振興プロジェクト」(2011-2018年)を実施中である。同配属先では現在、食用作物・稲作栽培の青年海外協力隊(JV)が活動している。2017年8月から農林統計1名、追加の食用作物・稲作栽培JV1名も活動を開始する。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2008年に開催された東京アフリカ開発会議において、サブサハラアフリカのコメ生産を2018年までに倍増させることが目標に掲げられた。ウガンダ国においても食糧安全保障の確保、農家の所得向上を通じた貧困削減のために一層の稲作普及が求められている。現在、配属先では、現地職員たちがJICA専門家の協力のもと、優品種改良や栽培方法の改善のための圃場での実証実験、種子増産などを行っている。前任者はDNAマーカーを使用し、病害抵抗性の遺伝子が世代の更新時に導入されたかを確認する試験を行っており、その手法が配属先や他の農業試験場で実施できる手法・体制の確立を目指して活動を行っている。また農家を訪問し、稲作に関する技術支援も行っている。配属先は、派遣中のJVの活動が発展的に継続されることを期待しており、今回、後任の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. イネの病気に関する調査・試験の実施(特にDNAマーカーを使用した病害抵抗性の遺伝に関する試験)
2. 研究所近隣の農家への稲作に関する技術的支援
3. 各地で稲作普及を行うコミュニティ開発JVへの助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

穀物の栽培試験に関わる研究員: 8名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学 備考:専門的試験を行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

2階建て一軒家(個室あり、台所などを共有)で他のボランティアと共同生活を行うこととなる。