【配属機関概要】

3）任地（ ワキソ県ナムロンゲ ） JICA事務所の所在地（ カンパラ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業分野の研究・技術開発を行う国家農業研究機構の傘下にある研究所であり、JICAの協力のもとイネの品種試験、研修や種子の増産等の業務を展開している。JICAは2004年に専門家の派遣を開始し、2008年からは「ネリカ米振興プロジェクト」を実施。現在、JICA技術協力プロジェクト「コメ振興プロジェクト」を同配属先を拠点に実施しており、5名の専門家を派遣している。また食用作物・稲作栽培2名、病虫害対策、農林統計各1名のJVが活動中で、2018年1月より農業機械1名も活動を開始する予定。なお、各地でコメ振興を行うJV(コミュニティ開発等)は、本配属先から技術的助言を受けている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

2008年5月に開催された第4回東京アフリカ開発会議において、サブサハラアフリカのコメ生産を2018年までに倍増させることが目標に掲げられた。ウガンダ国においても食糧安全保障の確保、農家の所得向上を通じた貧困削減のために一層の稲作普及が求められている。現在、配属先では、現地職員たちがJICA専門家の協力のもと、優品種改良や栽培方法の改善のための圃場での実証実験、種子増産などを行っている。また4名のJV(青年海外協力隊)(食用作物・稲作栽培2名、病虫害対策、農林統計)が、同業務を現場で支援している。前任者は、研究所での稲作栽培に関する試験に加え、近隣農家を訪問し、稲作に関する技術支援や日本米の普及と販路開拓も行っている。配属先は、派遣中のJVの活動が発展的に継続されることを期待しており、後任の要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.研究所内でのプロジェクトと連携した稲作に関する各種試験の実施
2.近隣農家との協力による農家圃場での実証試験の実施
3.研究所周辺の稲作農家及び新規で稲作を行う農家への技術的な助言
4.各地でコメ振興に取り組むJVへの技術的な助言

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

試験・実験機材一式

4）配属先同僚及び活動対象者

研究所長:1名(男性、50代)
稲作試験に関わる研究員:12名
研究所圃場の作業員:多数

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

配属先が提供する住居(一軒家)で他のJICAボランティアを共同利用する。