2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54518A25)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
H110 薬剤師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カプチョルワ県保健局

3)任地( カプチョルワ県カプチョルワ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ウガンダ東部山岳地帯に位置するカプチョルワ県保健局は、人口10万人を有する同県の医療行政全般を担当し、治療・予防・啓発等の総合的医療サービスを提供している。管轄下には総合病院である県病院(年間予算は約450万円)と16のヘルスセンター(内3つはNGOによる運営)がある。県病院には、2008年以降、3名の薬剤師の青年海外協力隊(JV)が、主に薬局部門の5S推進を目的に派遣されており、同保健局への派遣は今回が2代目となる。保健局長は県病院の院長も務めた人物であり、JICAボランティア事業への理解は深い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2017年6月現在、同保健局で、初代の薬剤師JVとして派遣され、県病院を拠点に県内のヘルスセンターを巡回している。5Sの導入を行いながら、薬局機能の強化、薬剤の在庫切れによる患者負担の増加や治療の遅延等の解決に取り組んでいる。計6年に渡るボランティア活動の結果、県病院の薬局及びストア機能は他県の地域中核病院よりも秀でており、その成果を他のヘルスセンターレベルに拡大していくため、モデルとなるヘルスセンターにおける研修の実施に努めている。他方で、ヘルスセンターを含む県の医療機関全体としての「薬剤の適正管理・使用」のための体制が整っておらず、大量の消費期限切れ医薬品ストック、医薬品の不足や不適正な処方への対応が大きな課題となっている。そこで県全体の医薬品適正管理を推進することを目指し、本要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

県内及び近隣のヘルスセンターを巡回し、薬剤の適正管理を推進するため、以下の活動を行う。
1. シピ・ヘルスセンターⅢにて他のヘルスセンター職員に対して研修を実施し、5Sの導入・定着を通じた薬局機能の強化を図る。
2.2016年12月に導入された在庫管理システムを利用し、医薬品の供給状況の把握を通じ県全体の医薬品在庫管理の質の向上を図る。
3.医療に関する正しい知識や情報不足を解消するため、医薬品情報(Drug Information)業務の効率化を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、デジタルカメラ

4)配属先同僚及び活動対象者

県保健局長 男性1名(40代)
県保健局検査員男性1名、統計管理者1名
県病院 院長、事務長、看護師長、5Sマネージャー各1名
(巡回型という活動の性質上、上記の多くの職員と活動を共に行う)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(薬剤師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:医療機関内での実務のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】