【配属機関概要】

3）任地（ カムリ県カムリ ） JICA事務所の所在地（ カンパラ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、カムリ県(人口約50万人)における一般行政、開発事業を実施・監督する地方自治体である。県庁生産局は、農業課など6つの課で構成され、農業、漁業、林業などの振興を行っている。県内に湿地や谷地で水稲を栽培する農家が多いことから、農家の所得向上を目指し、稲作技術の普及、稲作農家グループの育成を試みている。現在、1名のコミュニティ開発JVが、稲作振興を目的に活動を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

近年、ウガンダでは米の消費量が増大しており、稲作を通じた農家の所得向上がこれまで以上に期待できることから、配属先は稲作振興に取り組んでいる。現在、2代目のコミュニティ開発JV(日本での農業経験なし)が、稲作農家グループの設立支援、農業研究所から提供される優良種子の配布を行いながら、日本などでの稲作に関する研修への参加経験を持つ農業普及員(女性)と共に農家訪問を通じた技術的助言を行っている。今後、稲作がさらに農家の収入向上へとつながる仕組みづくりへと活動が進展していくことが期待されており、前任者の活動を引き継ぐ後任の要請が出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

活動地域の人々の生活の現状・課題を把握するための基礎調査を実施し、支援対象となる住民・グループを定めて以下 の活動を展開する。
1. 農家同士の助け合いを促進する稲作農家グループの結成・運営支援
2. 農家訪問やワークショップの開催を通じた稲作のより良い知識・技術の提供(※)
3. 米やその他の農産物の販路開拓(市場調査、卸・小売業者との関係構築など)
※ JICA専門家、派遣中の同系職種ボランティアから稲作の知識・技術について助言を受けることができる 。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4）配属先同僚及び活動対象者

・生産局長(男性、50代)
・生産局農業課長(男性、40代)
・農業普及員(県内各地に数名が配属されている)
前任のJVが蓄積した情報をもとに農業普及員等から新たな情報を収集し、支援対象の農家や農家グループを定める。

【資格条件等】

[参考情報]：

　・セミナー・イベント等企画・実施の経験

【地域概況】

【特記事項】