要請番号(JL54518B02)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府/教育・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ンサミジ社会開発技術訓練校
3)任地( イシンギロ県イシンギロ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はムピジ県に本校を置く職業訓練校である(1952年設立)。本校にて農業やコミュニティ支援に関する研修を実施する。また、国連難民高等弁務官(以下、UNHCR)の業務実施パートナー団体として、イシンギロ県のナキバレ難民定住地にてウガンダ周辺国から流入、定住化する難民の生計向上、衛生啓発、職業訓練を行っている。2018年6月現在、1名のコミュニティ開発JV(日本での農業経験なし)が、稲作振興を中心とした生計向上支援に取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダは紛争・政治的混乱のために近隣諸国(南スーダン、コンゴ民主共和国等)から頻繁に流入する難民に寛容政策を取っており、UNHCR等と共に難民定住地を運営している。JICAはUNHCRと連携関係にあり、技術協力プロジェクトやボランティア派遣を通じて難民支援に関わっている。難民定住地では緊急人道支援に加え、生計向上支援など総合的な支援が実施されており、難民たちは農業などの経済活動を行っている。配属先はナキバレ難民定住地の難民及び受入コミュニティの生計向上を目的に稲作を振興している。派遣中のJVは、同僚と協働し推奨種子の配布、栽培技術の研修、また販路開拓などの活動を行っている。配属先は、後任JVによってこれらの活動が発展的に継続されることを期待している。なお、UNHCR等の関連組織との協働を基礎として、稲作振興に加え派遣されるJVの専門性を活かした生活改善のための活動も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
難民及び受入コミュニティの経済活動や生活一般を理解するための基礎調査を行ったうえで以下の活動を行う。
1.農家訪問やワークショップの開催を通じた稲作のより良い知識・技術の提供(※)
2.米を含む農作物の市場調査、販路開拓、卸・小売業者との関係構築等を通じた農業のビジネス化計画の策定と実施(バリューチェーンの強化)
3.その他、支援対象者の収入向上・生活改善へとつながる活動の支援。
※ JICA専門家、派遣中の同系職種ボランティアから稲作の知識・技術について助言を受けることができる 。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、定住地にある農作業道具
4)配属先同僚及び活動対象者
難民支援プロジェクト・マネージャー1名(男性1名)
フィールドオフィサー約20名(20代から40代)
難民や難民受け入れ地域の地元コミュニティのリーダー及びコミュニティ・ワーカー
UNHCRなど国際機関及びNGOのフィールドオフィサー
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:同僚と共同生活となるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:市場調査の実務経験
[参考情報]:
・実務経験が無い場合、関連分野の修士号
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
事務所兼住居にて、同僚(男女)と共に共同生活を行う(部屋は個室予定)。国際協力や平和構築分野での業務に関心の高い応募者に適した要請である。