2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54518B17)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

マスリタ職業訓練校

3)任地( ワキソ県カチリ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1989年に設立された同校は、首都カンパラの隣県に位置し、初等教育修了レベルの生徒(日本の中・高校生)を対象に、自動車整備の他、農業、服飾、溶接、木工、建築、配管、美容師と多岐に渡る学科を設けている。各学科には、応用(3年)、基礎(2年)、学校教育を受けたことのない青少年を対象とした実技(1年)の3コースがあり、生徒数は約320名。年間予算は、約3千万円。同校では、豊富な実習クラスやインターンシップ制度を設けており、卒業後即戦力となる専門性の高い人材の育成を目指している。2018年6月現在、農業科に実習圃場を有効活用した野菜の栽培支援のため、野菜栽培ボランティアが派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、流通している車輌の9割が日本車(車齢10年又はそれ以上の中古)のため、日本車の整備技術を有する人材の需要が高い。同校では、理論的な自動車整備知識の指導に加え、顧客満足度の高いサービスに対応できる即戦力を有した人材の育成を目指し、幅広く実践的な技術指導を行っている。しかしながら、国内の多くの車輌が電子制御されており、EFI(電子制御燃焼噴射)、ETC(電子制御トランスミッション)、ABS(アンチロックブレーキ)等と言った故障診断や修理に十分対応可能な技術者の育成を図る実習は行われていない。そこで、ボランティアからの実習を通じた専門知識及び技術の習得に大きな期待が寄せられている。その他、安全管理に関する教員や生徒への意識の定着支援のため、ボランティアの要請が挙げられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と協働しながら、下記の活動を行う。
・自動車科の教員をサポートし、生徒への授業(主に実習)を行う(実習授業は毎日6コマあり、授業数は赴任後配属先と協議の上決定する)。また、実習授業に必要な補助教材の作成や助言を行う。
・自動車科の教員と生徒に対し、EFI、ETC、ABSの故障診断に関する概念や実技について指導する。
・購入が計画されている外部診断器を使った故障診断及び知識を指導する。
・教員と生徒に対し、作業環境及び安全管理意識の定着を支援する。
※その他、学校が実施するプログラム等の計画・実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実習用自動車2台(三菱L200、トヨタハイラックス)年式不明、実習用バイク2台(ホンダ XL125㏄)、教材用エンジン4台(スバル 450㏄バギー、ディーゼル)、自動車整備用機器、工具各種など。

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長 男性1名(50代)
教員(学校全体):30名(20代から40代、専門学校卒)
自動車整備科教員 男性4名(20代から50代、指導経験3年~22年)
自動車整備科学生:計52名(応用:26名、基礎コース:20名、実習コース:6名)
※実習コースの学生は、随時入学可能

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実技指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

ボランティアが指導予定の外部故障診断器については、当地で安価なものが入手可能であり、配属先で購入を予定している。