要請番号(JL54519B23)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ホイマ地域中核病院
3)任地( ホイマ県ホイマ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1938年に設立されたホイマ地域中核病院は、ウガンダ北西部ホイマ県に位置し、ホイマ県及び周辺5県を管轄する地域の拠点病院である。病床数約150床、スタッフ数は約300名、年間の患者数は約10~12万人。年間予算は約1億9千万円。JICAの技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ1、2」(2011-2014年、2016-2019年)の対象病院である他、JICAの無償資金協力事業「西部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、2015年に日本の援助による新病棟の建設及び医療機器を含む複数種の機材が供与されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同院の医療機器管理スタッフは、電気・機械工学を学んだ人材がエンジニアとして配置されており、臨床工学技士のような医療機器に関する専門知識を有する人材が不足している。そのため、既存の医療機器や、他国からの供与機材の予防保全及び適切な保守管理がなされていない上、供与機材には同病院スタッフにとって馴染みの薄い医療機器も多い。上述の理由から、医療機器トレーナーへの知識・技術移転及び、院内スタッフへの適正利用に関する研修実施等にかかる支援が可能な専門性を有する隊員の要請が挙げられた。2016年10月に初代ボランティアが派遣され、供与機材の稼働率向上、医療機器ワークショップによるスペアパーツの一元管理システムの構築等の活動を行った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動内容において、医療機器トレーナー業務への助言及び実施支援を行う。
・医療機器セミナーの定期開催。(医療機器使用者である院内スタッフへの適切な使用方法の紹介・指導)。
・管理台帳の作成・更新。定期点検・動作状況の確認、修理といった保守管理作業の実践・指導。
・予防保全を目的とした、医療機器利用にかかる簡易マニュアルの作成・更新、活用状況の確認。
・スペアパーツや修理工具管理等、労働環境改善のための5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の定着支援。
・県内及び近隣県ヘルスセンター巡回時における上記項目の定着。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
高圧滅菌器、除細動器、酸素濃縮器、保育器、乳児保温器、吸引器、ネブライザー、心電図、シリンダ、体重計など
4)配属先同僚及び活動対象者
院長 男性1名、事務長 男性1名、看護師長 女性1名
医療機器保守・管理ナショナル・トレーナー2名(看護師、JICAの医療機器ユーザートレーニング受講者)
医療機器ワークショップ・マネージャー及びスタッフ(平時、活動を共にする同僚)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(臨床工学技士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚へ指導するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:幅広い機器の知識と応用力が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)