2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54519B24)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

リラ地域中核病院

3)任地( リラ県リラ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1920年に設立のリラ地域中核病院はウガンダ北部リラ県に位置し、リラ県及び周辺7県を管轄する地域の拠点病院である。病床数約170床、スタッフ数は約300名、年間の患者数は約16万人。2017年度予算は約1億8千万円。JICAの技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ1」(2011-2014年)の対象病院であった他、JICA無償資金協力事業「北部ウガンダ地域中核病院改善計画に係る無償資金協力」の下、外来・救急棟、分娩室等の建設及び機材の供与が予定されている。海外からの援助では、SUSTAINやUNICEFから管理運営支援や機材供与を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同病院の医療機器管理スタッフは、電気・機械工学を学んだ人材がエンジニアとして配置されており、臨床工学技士のような医療機器に関する専門知識を有する人材が不足している。そのため、既存の医療機器や、他国からの供与機材の予防保全管理や適切な保守管理がなされていない上、供与機材には、同病院スタッフにとって馴染みの薄い医療機器も多い。また、2020年には、JICA無償資金協力事業「北部ウガンダ地域中核病院改善計画に係る無償資金協力」の下、機材の供与が予定されているため、医療機器トレーナーへの知識・技術移転及び、院内スタッフへの適正利用に関する研修実施等の支援が出来る専門性を有する隊員の要請が挙げられた。治療可能範囲の拡大や地域中核病院としてのサービスの質・機能改善に大きな期待が寄せられている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動内容において、医療機器トレーナー業務への助言及び実施支援を行う。
・医療機器セミナーの定期開催。(医療機器使用者である院内スタッフへの適切な使用方法の紹介・指導)。
・管理台帳の作成・更新。定期点検・動作状況の確認、修理といった保守管理作業の実践・指導。
・予防保全を目的とした、医療機器利用にかかる簡易マニュアルの作成・更新、活用状況の確認。
・スペアパーツや修理工具管理等、労働環境改善の為の5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の定着支援。
・県内及び近隣県ヘルスセンター巡回時における上記項目の定着。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ストレッチャー、酸素飽和度計、麻酔器、輸液ポンプ、高圧蒸気滅菌機、X線透視撮影装置など。(ボランティア着任予定時期前後には、JICA無償資金協力事業による機材の提供が予定されている)

4)配属先同僚及び活動対象者

・院長 男性1名、事務長 男性1名、看護師長 女性1名
・医療機器保守・管理ナショナル・トレーナー2名(看護師、JICAの医療機器ユーザートレーニング受講者)
・医療機器ワークショップ・マネージャー及びスタッフ(平時、活動を共にする同僚)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(臨床工学技士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚への指導のために必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:幅広い機器の知識と応用力が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】