要請番号(JL54519B43)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ジェンダー・労働・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
ホープ・アンド・ピース・フォー・ヒューマニティー(HPH)
NGO
3)任地( グル県グル ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
HPH(Hope and Peace for Humanity)は、長期に渡る内戦で疲弊した地域社会の人々に対する教育や保健などの社会サービスの提供、住民の生活改善を目的として2005年に設立された。職員数は17名(非常勤を含む)。年間予算は約18万米ドル(海外のスポンサーからの支援による)。現在、経済的に困窮している女性(シングルマザーや元セックスワーカー等)への職業訓練の機会の提供、農村部での家庭の経済的事情等で学校に入れなかった児童への補完的教育の提供、青年層を対象とした生計向上支援等を行っている。米国など海外からの短期ボランティアの受け入れも実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
グル県は、10数年ほど前まで反政府組織が活発な活動をしており、多くの国内避難民が発生した地域である。内戦終了後、配属先も含め、復興支援のために多くの国際機関やNGO等がグル県での活動を開始した。現在、配属先は女性の自立支援のためにグル市内にある職業訓練センターと連携して洋裁、美容、工芸品作り等の職業訓練の機会の提供に取り組んでいる。農村部では、経済的な理由等のため学校へ通えてない児童を対象としたノン・フォーマル校の設置支援を行っている(グル県及び近隣県の32村)。また、それら児童の保護者や地域の若者を対象に、貯蓄・融資グループの設立支援、ビジネス立ち上げの支援等、多様な生計向上支援活動を行っている。配属先は、現在行っている活動の実施体制の強化、更なる活動の質の向上のため、人々に寄り添い、住民とともに生活改善活動に取り組める人材を求め、JICA海外協力隊を要請することとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現在行っている活動や支援対象者の状況・課題の把握のための情報収集・分析を行った上で、以下の活動を行う。
1. 住民が主体となったノン・フォーマル校の運営への助言
2. 農村住民が運営する貯蓄・融資グループの運営指導や小規模ビジネスの実施への助言
3. 職業訓練を受ける女性たちに対するライフスキル支援(派遣されるボランティアの経験に基づき、実施内容を決定する)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
●NGO代表(Director)1名(男性、40代)、その他非常勤も含め16名の職員
●連携して活動する職業訓練センター:生徒約230名、教員14名
●ノン・フォーマル校:各校生徒20~50名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・生活改善に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住民の中には内戦時に国内避難民や少年兵であった経験を持つものがおり、何かしらのトラウマを抱える住民も少なくない。そのため過去の歴史への理解や地道なコミュニケーションを通じた信頼関係の醸成が欠かせない。