要請番号(JL54523B15)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ホイマ地域中核病院
3)任地( ホイマ県ホイマ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウガンダ北西部ホイマ県に位置し、ホイマ県及び周辺の8県を管轄する地域の拠点病院。病床数約500床、スタッフ数は約350名、1日あたりの患者数は約800人。JICAの無償資金協力事業「西部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、2015年に新病棟の建設及び医療機器を含む複数種の機材が供与された。JICAの技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ2」(2016-2021年)、「5S-CQIを通じた患者安全構築プロジェクト(2021‐2026年)」の対象病院となっている。これまでにJICA青年海外協力隊3名(看護師2名、医療機器1名)の受入経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院には、臨床工学技士のような医療機器管理の専門知識を有する人材が配置されているが、周辺地域の保健施設の機材管理も担当しており、人材が不足している。また既存の医療機器や、他国からの供与機材の予防保全及び適切な保守管理がなされていない上、供与機材には当国では馴染みの薄い医療機器も多い。そのため、医療機器トレーナーへの知識・技術移転及び、院内スタッフへの適正利用に関する研修実施の支援が可能な専門性を有する隊員の要請が挙げられた。2016年に初代協力隊員が派遣され、供与機材の稼働率向上、医療機器ワークショップによるスペアパーツの一元管理システムの構築等の活動を行った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協働し、以下の活動を実施する。
1.医療機器セミナーの定期開催。(医療機器使用者である院内スタッフへの適切な使用方法の紹介・指導)。
2.管理台帳の作成・更新。定期点検・動作状況の確認、修理といった保守管理作業の実践・指導。
3.予防保全を目的とした、医療機器利用にかかる簡易マニュアルの作成・更新、活用状況の確認。
4.スペアパーツや修理工具管理等、労働環境改善のための5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の定着支援。
5.必要に応じて、周辺地域の保健施設巡回時に、上記項目に関する支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CTスキャン、X線、外科用CアームX線、輸液セット、患者監視装置、麻酔器、高圧滅菌器、除細動器、酸素濃縮器、保育器、乳児保温器、吸引器、ネブライザー、心電図など
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・院長 女性1名、事務長 男性1名、看護師長 女性1名
病院スタッフ約350名
■活動対象(主に医療機器ワークショップスタッフ)
・医療機器スタッフ4名(カウンターパート、30~40代男性、臨床工学技士)、そのほかスタッフ7名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(臨床工学技士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚への指導のために必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:幅広い機器の知識と応用力が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるルニョロ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
不定期だが、週に2~3回程度、停電や断水がある。