2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54818A07)
募集終了

国名
タンザニア
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健村落開発ジェンダー高齢者児童省

2)配属機関名(日本語)

ドドマ州立病院

3)任地( ドドマ州ドドマ市 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同病院は内科、外科、整形外科、産科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科、理学療法科、義肢装具科などの科を有し、ベッド数は280床、約1,200名のスタッフが勤務しているドドマ州が運営する総合病院である。
2015年12月現在、JICAの技プロ「地域中核病院マネージメント強化」(2005-2017)が実施されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

慢性的な理学療法士不足の解消と理学療法科業務の効率化に貢献可能な人材を確保したいというニーズに応えるべく、2009年3月に初代の理学療法士の青年海外協力隊(JV)が派遣された。これまで派遣された4代のJVは入院・外来患者に対する理学療法の提供に加え、受付カード作成やカルテ管理を含む受付業務の改善、物理療法機器の導入と効果的な活用、理学療法室の物品整理(5S活動の導入)などの改善を行い、一定の成果を上げてきた。現在活動中のJVは、同僚と共に1日あたり30人前後の外来患者の治療に加え、病棟巡回による入院患者への治療も行っている。人材が足りないため、ボランティアは患者に直接関わる活動が中心となっているが、業務改善によるサービスの向上や実務を通した若手の理学療法士や実習生への指導も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

理学療法科の同僚と協働し、以下の活動に取り組む
1. 入院・外来患者に対する理学療法の提供
2. 患者へのサービス向上を含めた理学療法科業務の改善支援
3. 理学療法科における5S活動推進支援
4. 病院が不定期に受け入れる研修生(理学療法科)に対する実習指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

牽引器機、プーリー、平行棒、治療用ベッド、エルゴメーター、肋木、重錘、低周波治療・超音波治療複合機( INTELECT ADVANCED COMBO:Chattanooga)、エアロバイク

4)配属先同僚及び活動対象者

理学療法士3名: 男性50代(科長、経験28年)、男性30代(経験9年、大学院在学中)、男性(経験3年)
作業療法士1名:男性30代(経験6年)
アシスタントナース2名:女性50代
患者は中高年が7割程度、主な疾患は整形外科
5歳以下は2割程度、主な疾患は発達障害

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(男性) 備考:配属先の希望による

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門的な知識・経験を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

患者は乳幼児から高齢者まで様々である。高齢者は脳血管障害や抹消神経麻痺、乳幼児は脳性麻痺や水頭症、先天性内反尖足などの患者も比較的多い状況。臨床経験が少ない方は事前に準備されると良い。