2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54819B08)
募集終了

国名
タンザニア
職種コード 職種
C201 家畜飼育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府地方自治庁

2)配属機関名(日本語)

ムトワラ県庁

3)任地( ムトワラ州ムトワラ県 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はムトワラ県庁畜産漁業開発課。ムトワラ州東部に位置するムトワラ県(人口約34万人)は天然ガス田の開発やセメント工場等の産業が盛んであるが、住民の主な収入源は農業であり、収入創出の手段として家畜・家禽を飼養する住民も多い。地方分権化政策が進んでおり、郡事務所は県庁の出先機関として各種行政サービスを提供する他、農業・漁業・畜産や、教育・医療等の専門的な支援も期待されている。現在ムトワラ県庁では、2018年よりJICA海外協力隊(家畜飼育・コミュニティ開発)2名が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

慢性的な普及人材不足もあり、家畜・家禽を飼養する住民に対する直接的な技術支援が期待されている。活動地域では主に、ウシ・ヤギ・ニワトリが飼養されており、ウシは主に乳利用目的の交雑種、ヤギは野生型の小型肉用在来種、ニワトリは卵肉利用目的で主に在来鶏が飼養されている。寄生虫症やダニ媒介の疾病(東沿岸熱など)、トリパノソーマ症といった疾病が発生しておりその予防法のほか、栄養バランスを理解した上での飼料設計など、広く基礎的な指導が求められている。
ウシについては2019年現在、乳牛飼養農家を増やすプロジェクトが活動エリア内の複数地域にて進行中で、県庁は泌乳量の増加を課題として掲げられており、疾病予防や飼料に関して基本的な技術支援が必要とされている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本要請における活動エリアは、ムトワラ県庁所在地から約40㎞はなれたパプラ地区にある。主にキテレ郡事務所が管轄する農村地域を対象に、畜産担当官もしくは農業担当官とともに下記の業務を実施する。

1.地域の畜産業に関する現状把握
2.家畜・家禽全般における飼養管理方法の指導(畜舎衛生管理、疾病コントロール、飼料設計等)
3.特に乳牛について飼養管理方法の指導(発情兆候を含めた記録のつけ方・搾乳方法・適切なBCSの維持等)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:県庁畜産漁業開発局長 (男性・40代)
県庁畜産漁業開発局員 6名(男性、女性・30代から40代が主)
郡事務所行政担当官、農業担当、家畜飼育担当、教育担当、コミュニティ開発担当等が配置されている。

活動対象者: 農家

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)畜産学 備考:同僚と同レベルの学歴が必要

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~30℃位)

[通信]:(電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(なし)

【特記事項】

・活動地域でのインターネット接続は困難
・停電は一週間に5,6回。停電時間は10分から10時間と様々。