2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55116B44)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

マクルル・ヘルスセンター

3)任地( 中央州カブエ郡マクルル ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カブエ郡中心部西部に位置し、郡全体の人口は約20万人。ヘルスセンターは外来診療から妊婦健診、アンダー5クリニック(5歳児未満の子供への健康診断や予防接種)などの母子保健活動、HIV/AIDS患者へのART(Antiretroviral Therapy)、管轄地域の水質検査など、地域医療と保健衛生の中核を担っている。管轄地域の人口は約2700人。JICAの「都市コミュニティ小児保健システム強化プロジェクト」が実施された(2011~2014)。当該郡でJV1名が公衆衛生で活動中(2015~2017)。他ドナーによるHIV/AIDS関連のプロジェクトも多く実施されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

郡下では特に青少年のHIV/エイズ罹患の広がりが問題視されてきており、十代での早期妊娠、危険な中絶へのリスクも高まっている。これらの問題に対して郡保健局は、各ヘルスセンターを中心に、青少年を対象とした感染症への正しい知識、性教育を提供することを考えているが、ヘルスセンターでは診察・医療業務が中心となり予防活動にまで手の回らない実状がある。特に当該ヘルスセンターの管轄する地域には、ザンビア最大(一説には南部アフリカでも最大規模)と言われているコンパウンド(低所得者の未整備住居区画)があり、住民の衛生環境は良くない。同郡では2代にわたりJICAボランティアが活動しており、郡保健局からのJICAボランティアへの信頼は厚く、ヘルスセンターの業務改善と予防活動の推進による地域保健の向上を期待し、本案件の要請となった。同郡へは複数のJICAボランティアを配置する予定である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.ユースフレンドリーコーナー(青少年の性教育)の担当者とともに若年妊娠・性感染症予防の推進に協力する。
2.対象地域のPHAST(Participatory Hygiene and Sanitation Transformation)と呼ばれる環境衛生の改善活動に協力する。
3.ヘルスセンターの日常業務(外来受付、妊産婦産前産後健診、家族計画指導、等)のサポートを行う。
4.ヘルスセンターの5S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)改善活動に貢献する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

管理台帳、他

4)配属先同僚及び活動対象者

ヘルスセンタースタッフ(準医師2名、助産師3名、看護師4名、環境衛生士1名、臨床検査技師3名、薬剤師1名、栄養士1名、他、20~50代、男性・女性)、コミュニティボランティア十数名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

保健サービス(医療・検査・検診)の実施機関への配属となるため、訓練所にて「針刺し事故講習」の受講は必須。