要請番号(JL55117A09)
募集終了
2代目
・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
ムバラ郡農業事務所
3)任地( 北部州ムバラ郡ムバラ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 14.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ムバラ郡農業事務所は郡内の農業生産性の向上や小規模農家の収入向上のための支援を行っている。郡内は18地域に区分けされ、それぞれの地域の農業普及員は農家を巡回訪問し、主に野菜栽培・果樹栽培を指導している。また、同郡はJICAの小規模灌漑プロジェクト(T-COBSI)やコメ普及支援プロジェクトの対象地域であるため、同郡内の農業普及員のうち10名はT-COBSIの研修を、3名はコメ普及プロジェクトの研修を受講し、小規模灌漑を利用した農業や稲作の普及に取り組み始めている。なおJVのきのこ栽培に関する活動報告を聞いた農業大臣が興味を示したことで、同郡農業事務所も今後注力していく可能性がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ムバラ郡内には他の地域と比べて比較的多くの水源があり、かつ小規模灌漑プロジェクト(T-COBSI)やコメ普及支援プロジェクトの対象地域となっている事から、今後ザンビアの農業生産を支える重要な郡となる可能性がある。しかしながら、現状では郡内で栽培されている主要野菜であるトマト・キャベツ・玉ねぎ・なす等の収量は多くない。現在同郡農業事務所に配属されている1名の初代JV(野菜栽培)は、これら野菜の収量を増やすべく、育苗技術等必要な技術を農家を巡回しながら直接指導している。また、小規模農家の収入向上のため家計簿の普及も計画している。今後配属先は初代JVの活動を継続・定着させる事、また小規模灌漑を有効活用した野菜栽培や稲作に取り組むことを目指しており、引き続きJV・プロジェクトと協働しながら効果を最大限に引き出すべく、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.担当する対象地域(2地域程度)の農家を巡回訪問し、野菜栽培技術に関してアドバイスをする。必要に応じて、普及員に対しても助言をする。
2.稲作(ネリカ米)導入のサポートをする。
(赴任後に日本人専門家による研修やサポートを受けられるため、現段階では稲作に関する知識・経験は必要ない。)
3.郡内の小規模灌漑の現状を、灌漑プロジェクトの研修を受けた普及員と共に把握し、活用方法を考える。
4.小規模農家の収入向上につながる活動を提案し、ワークショップを開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
農業事務所内の執務スペース(机、椅子など)
4)配属先同僚及び活動対象者
主任農業官 男性1名 大学院卒40代
各部門職員 男女5名 大学院卒1名 大卒4名 30-40代
現地普及員 男女19名 短大卒19名 30代
活動対象地域の農民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学 備考:農家に直接指導するため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語はベンバ語・マンブエ語 。