2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55117A10)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

イソカ郡農業事務所

3)任地( ムチンガ州イソカ郡イソカ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 13.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イソカ郡農業事務所はザンビア・ムチンガ州農業事務所の管轄下にあり、郡内の農業生産性の向上や小規模農家の収入向上のための支援を行っている。郡内は14地域に区分けされ、それぞれの地域に1名の担当農業普及員が配置されている。各農業普及員は担当地域の農民を巡回訪問・指導している。また、同郡はJICAの小規模灌漑プロジェクト(T-COBSI)やコメ普及支援プロジェクトの対象地域であるため、同郡農業事務所の農業普及員のうち14名はT-COBSIの研修を、2名はコメ普及プロジェクトの研修を受講済みで、郡内にて小規模灌漑を利用した農業や稲作の普及に取り組もうとしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

イソカ郡には農業に適した土地と水源があるにも拘らず有効活用されておらず、乾季に栽培されるトマトや玉ねぎ、キャベツなどの葉物野菜の収穫量は多くない。また、同郡では以前より稲作が行われているが、雨期のみの栽培である。そのため、日常生活で人々が購入する食料は約260Km離れた町や隣国のタンザニアから仕入れられたものが多いのが現状である。郡内の土地や水源に注目し、既にイソカ郡ではT-COBSIやコメ普及支援プロジェクトが実施されており、それぞれのプロジェクトの研修を受けた普及員が同郡農業事務所には常駐している。今回のJVの要請は、各プロジェクトとの連携をより一層深めつつ、農業普及員・農民への直接技術指導を可能にすること、ひいては郡内の資源を活かした農業(野菜栽培や稲作)を展開し、農家の生活・収入向上に繋げる事を目的としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.担当地域の農家を巡回訪問し、トマト・キャベツ・玉ねぎなどの栽培に関しアドバイスをする。
2.必要に応じ、より良い野菜栽培技術を伝えるための農家向けワークショップを実施する。
3.稲作専門家による出張ワークショップ(普及員・農家向け)を依頼し共に実施するなど、稲作普及をサポートする。
(赴任後に稲作専門家による研修やサポートを受けられるため、現段階では稲作に関する知識・経験は必要ない。)
4.郡内の小規模灌漑の現状を、灌漑プロジェクトの研修を受けた普及員と共に把握し、活用方法を考える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、その他事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

主任農業官 男性1名 大学卒 50代
各部門職員 男女7名 大学卒1名 短大卒6名 30-50代
現地普及員 男女14名 短大卒14名 30-50代
活動対象地域の農民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)農学 備考:技術指導を行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

主な生活使用言語はナムワンガ語とベンバ語 。