2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55117B01)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

ニンバ郡農業事務所

3)任地( 東部州ニンバ郡 ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ニンバは首都ルサカから東へ約300㎞、東部州の西端に位置し、南部はモザンビークとの国境があり、また北部から西部にかけてルワングワ川が流れる。人口推定9.5万人で住民のほとんどは家族主体の小規模農家として農業に従事している。配属先の郡農業事務所は政府機関としてこれら農家の技術支援や農薬配布、生産高の調査、食料安全保障推進等を業務として行っている。東部州はJICAコメ普及支援プロジェクトの対象地域の一つともなっており、配属先の作物担当官はJICAの本邦研修(稲作)に参加経験がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ザンビアでは国民の大半は農業で生計を立てており、メイズ(トウモロコシ)を主食とした自給自足の生活を営んでいる。高付加価値作物による収入創出(農村経済の発展)、食料安全保障、持続的な農業の観点からもメイズに依存した農業からの脱却が課題となっている。同国の近年の経済成長による食生活の変化は、米の消費量の増加を招き(供給量の半分近くは輸入に頼る)、また、豊富な水資源が存在することから米生産のポテンシャルが非常に高く、農業省も稲作振興を進めている。任地ニンバは北部にダンボ(低湿地帯)が広がっていることから、郡農業事務所は特に稲作普及を促進したいと考えているが十分な予算と人材が無いため効果的に導入が行われていない。そこで青年海外協力隊のサポートにより農家への稲作普及のきっかけづくりと継続的なサポートを行うことで、稲作普及の弾みをつけたいと考え、本案件の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農家を取りまとめるキャンプオフィサー(農業普及員)とともに下記の活動を行います。
1 地域の生活環境を知るためのフィールドワークを実施し、現状を把握する。
2.デモ圃場の整備、ワークショップの開催などにより稲作の普及促進を図る。
3.稲作希望農家を巡回し、稲作適地の選定などの具体的な指導・アドバイスを行う。
4.農閑期には農家の生活向上・収入向上につなげるための活動(作物保存方法の改良やSHEPアプローチの普及など)を行う。
※JICAコメ普及支援プロジェクトから技術支援を受ける機会がありますので、稲作に関する専門知識や経験を有している必要はありません。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所執務スペース(机・椅子など)

4)配属先同僚及び活動対象者

農業事務所長 男性 50代 大卒レベル
副事務所長 女性 50代 大卒レベル
農作物担当、栄養担当、農業経営担当、他、男性・女性 30-50代、大卒、専門学校卒
活動対象者は
地域のキャンプオフィサー(男性・女性 40-50代)、農家

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・農業、植物への興味・関心があること

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

ニンバは標高約700mでザンビア国内では低標高地域に属し、非常に暑い地域のため生活環境は厳しい。