2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55117B03)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムワセ・ルンダジゾーナル地域ヘルスセンター

3)任地( 東部州ルンダジ郡ムワセ・ルンダジ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 11.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ルサカから約600㎞、ルンダジ中心部からさらに車で未舗装路を40分ほどの村落に位置する。周辺は外来診療から妊産婦健診、アンダー5(5歳児未満への子供への健康診断や予防接種)などの母子保健、HIV/エイズ患者へのART(Antiretroviral Therapy)、管轄地域の水質検査、予防啓発活動の実施など、地域医療と保健衛生の中核を担っている。管轄地域の人口は約2.2万人。周囲には家族経営の農村コミュニティが点在するのどかな風景が広がるが生活物資をルンダジ中心部まで買い出しに出る必要があるなど日常生活は厳しい。ルンダジ郡には農業事務所、コミュニティ開発事務所でそれぞれ青年海外協力隊が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

周辺には村を単位とした農村コミュニティーが点在しており、病人にとっては医療を受けられる唯一の場所となっている。病人の多くは下痢症やマラリアに罹患しており、健診を受ける子供の低体重症、妊産婦の死亡や死産も多く、問題は山積している。ヘルスセンターを管轄する郡保健局は衛生的な生活環境、出産や栄養への正しい知識、生活習慣の改善など、コミュニティレベルでの保健衛生向上と疾病予防が改善の鍵であると認識しているが、一方で人的・予算的な制約もあり遠隔地に散在する住民に対して効果的な対策が取られていない。ヘルスセンターの業務を支援しながら、取り組むべき課題に優先順位をつけ、農村部でも実践できる手法の導入とその実践による住民の健康な生活作りへのサポートを期待し、本案件の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.農村コミュニティを訪問・調査して保健衛生の課題を探り、スタッフにフィードバックする。
2.疾病データのとりまとめなどの日常事務を支援しながら、農村コミュニティに必要とされる保健衛生の課題を探る。
3.課題に対し、地域・生活に密着した解決手法をスタッフと共に考案し、コミュニティで実践・普及させる。

※医療行為は行いません。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ヘルスセンター内の事務スペース(机・椅子など)

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:ヘルスセンタースタッフ(準医師1名、助産師3名、看護師2名、環境衛生士1名、他、30-50代、男性・女性)、コミュニティの現地ボランティア数名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・公衆衛生分野への興味・関心

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

保健サービス(医療・検査・検診)の実施機関への配属となるため、訓練所にて「針刺し事故講習」の受講は必須。