2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55117B06)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
C201 家畜飼育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

水産畜産省

2)配属機関名(日本語)

サンフィア郡家畜事務所

3)任地( ルアプラ州サンフィア郡サンフィア ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 11.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ザンビアにおける農業は天水農業が一般的であり、小規模農家にとっては乾季(4月~10月)の収入減少・食料不足が問題となっている。同郡家畜事務所はこの状況を改善するべく、年間を通じて一定の収入が見込める畜産を普及したい考えである。現在同事務所には1代目の青年海外協力隊(JV)が配属されており、主に牛(ローカル種)の搾乳技術を普及している。加えて、同郡は主にUKAIDの支援する「First 1,000 most critical days program」のパイロット地域となっており、2歳以下の子供を持つ母親を対象にやぎを配布すると同時に搾乳方法を指導し、乳幼児のミルクの摂取を推奨している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同事務所は2015年に始まった「First 1,000 most critical days program」(乳幼児の栄養改善プログラム)の下、既に348頭のやぎを配布している。また、初代ボランティアが約25農家を対象に実施している牛の搾乳に関しては、今後乳量を上げるための工夫を発信したい考えである。加えて、金銭面を理由にデルマトフィルス症予防をおろそかにしている農家が見受けられ、乳量にも影響を与えていることから、飼育記録簿のつけ方や簡単な損益計算を紹介し、疾病予防が最終的には高収入につながることを伝える必要性を感じている。さらに、肉やミルクを加工・保存して同郡の小規模農家の乾季の収入向上・食料不足解消に繋げたいとも考えている。しかしながら、同事務所には十分な人材が確保されていないこともあり、JVにはこれら各分野において、技術やアイディアを提供することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

普及員や任地の経験豊富な農家と協力しつつ、対象農家を巡回訪問しながら下記の活動を行う。
1.やぎの飼育方法、繁殖技術に関する指導・助言
2.牛の搾乳技術に関するアドバイス、乳量をあげるための飼料改善等の提案
3.疾病予防法・飼育記録簿のつけ方・簡単な損益計算に関するアドバイスとその後のモニタリング
4.簡単な肉・ミルクの保存・加工方法の提案
5.必要に応じ、上記に関するワークショップ開催

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

主任畜産管理官 男性1名(大学院卒) 40代
畜産管理官 男性2名(短大卒) 20-40代
畜産普及員 男性5名、女性1名 20-40代
事務所職員 4名(内2名短大卒)
対象地域の農家・女性

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)畜産学 備考:技術指導を行うため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・学歴:大卒 または 専門学校卒

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

生活使用言語はベンバ語