2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55118B02)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

サンフィア郡農業事務所

3)任地( ルアプラ州サンフィア郡サンフィア ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 11.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同郡はバングウェウル湖を有し、農民の多くは漁業に携わっているが、長年の乱獲による漁獲高の減少により、漁業から養殖業や農業への生業の移行が試みられている。その一環として、現在配属先は豊富な水資源を活かした稲作普及に注力している。郡内は31の地域に分かれ、22名の農業普及員が配置され、対象農家を巡回訪問・指導している。また、同郡はJICAが実施中のコメ普及支援プロジェクトの対象地域であるため、配属先の農業普及員のうち4名はコメ普及支援プロジェクトの研修を、また2名はウガンダでの稲作研修を受講済みである。現在配属先ではJV(2016年度4次隊、コミュニティ開発)1名が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ザンビアでは、国民の大半は農業で生計を立てており、メイズ(トウモロコシ)を主体とした自給自足の生活を営んでいるが、食糧安全保障や高付加価値作物による収入創出の観点からも、メイズに依存した農業からの脱却が課題となっている。また、近年の経済成長で食生活が変化し、コメの需要が急速に増加していること、同国には南部アフリカの約4割の表流水資源が存在し、コメ生産の高いポテンシャルを持っていることから、同国農業省は現在稲作振興に注力している。2代目のJVは日本人専門家の技術支援を受けつつ、デモ圃場の設置やワークショップの開催・農家への巡回指導を実施し、稲作普及のために活動している。当該JVはきのこ栽培にも取り組んだり、養殖家を増やすため養殖経験者と未経験者を引き合わせたりしている。配属先は稲作による収入創出と郡内での新たな可能性の模索のため、引き続きJVのサポートを必要としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農業普及員の協力のもと、対象地域を巡回しながら下記の活動に取り組む。
1.デモ圃場の整備、ワークショップの開催、農家への巡回指導を実施し、稲作による収入創出に貢献する。
2.地域の生活環境を知るためのフィールドワークを実施し、郡内の状況を把握する。
3.農閑期には上記フィールドワークの結果をもとに、農家の収入向上に繋がる活動を行う。(新規作物導入、作物保存方法の改良、小規模灌漑の導入やSHEPアプローチの普及など)
※日本人専門家(稲作/灌漑)から協力を得られるため、応募時に稲作や灌漑に関する専門知識を有している必要はない。SHEPとは「Smallholder Horticulture Empowerment Project(小規模園芸農民プロジェクト)」の略。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

郡農業調整官 男性1名 大卒40代
主任農業官 男性1名 大卒30代
各部門職員 男女11名 短大卒30-50代
現地普及員 男女22名 短大卒20-50代

対象地域の農民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・農業や農村開発に関する知識や経験

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

生活使用言語はベンバ語。赴任後現地語学訓練実施。活動には農作業が伴う。