2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55118B15)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ンポングウェ郡保健局

3)任地( コッパーベルト州ンポングウェ郡ンポングウェ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

人口約13万人のコッパーベルト州ンポングウェ郡に位置する保健局で、郡(日本の県に相当)における保健サービスを提供・管理する。そのサービスには郡下25の保健施設(郡病院・ヘルスセンター・ヘルスポスト等)の管理も含まれる。2017年7月よりJV1名(家政・生活改善)が活動中。同郡下で日本のNGO(JOICFP)が日本NGO連携無償資金協力により出産待機所の建設、現地ボランティアの育成等を実施(2014~2017)し、同NGOは対象郡を広げ女性の健康づくりプロジェクトを実施中(2018~2020)である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ンポングウェ郡では、子供を持つ母親の栄養・食に対する知識の欠如から、5歳以下の子供の低体重・栄養失調等の小児健康に係る問題が深刻な状況にある。また管轄する郡下保健施設においては、栄養に関わる十分な知識を持ったスタッフが不足していることから、コミュニティや保健施設において栄養指導等のサービスが提供できていない。さらに主食のシマを含むザンビアの食事は、塩と油を多く用いて調味・調理されることや、子供から大人までが好んで炭酸飲料を多量に摂取する傾向が強いことから、高血圧や糖尿病など生活習慣病も心配されている。これらの問題から、地域住民への栄養指導を通じた食生活の改善は喫緊の課題であり、地域社会全体の健康を推進し、地域保健の底上げを目指して本案件の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・子供を持つ母親に対してバランスの取れた食生活とは何かを伝える。
・地域住民へ安価で栄養バランスの良い家庭料理のクッキングデモンストレーションや生活改善の啓発活動を行う。
・地域の保健施設において5歳以下の幼児の健診を行い、データを収集・分析する。
・ヘルススタッフへの栄養指導を通じた能力強化・向上を図る。
・郡内での栄養改善活動の計画とモニタリングの実施等、保健局での通常業務も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

郡保健局局長(40代、男性、修士)
郡保健局栄養士(30代、女性、大卒レベル)
郡保健局スタッフ(公衆衛生オフィサー、環境保健オフィサー、クリニカルケアオフィサー、シニア看護オフィサー、会計、人事、タイピスト、事務員)(30~40代、男性、女性)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

生活言語はベンバ語。赴任後現地語学訓練実施。