2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55118B16)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ミカタ地域ヘルスセンター

3)任地( コッパーベルト州ンポングウェ郡ミカタ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

人口約13万人のコッパーベルト州ンポングウェ郡東部に25あるヘルスセンターのうちの一つ。外来診療から妊婦健診、5歳児未満の子供への健康診断や予防接種などの母子保健、HIV/AIDS患者へのART(Antiretroviral Therapy)、水質検査など、地域医療と保健衛生の中核を担っている。2017年9月よりJV1名が活動中。同ヘルスセンターでは日本のNGO(JOICFP)が日本NGO連携無償資金協力により出産待機所の建設、現地ボランティアの育成等を実施し(2014~2017)、同NGOは対象郡を広げ女性の健康づくりプロジェクトを実施中(2018~2020)である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヘルスセンターはルサカへ向かう幹線道路近くに位置しているが、周囲はヘルスセンターを中心とした小さなコミュニティである。当該配属先は、少ない設備・人員・予算のため、交通手段の乏しい遠隔地に散在する住民が多く、タイムリーで十分な医療サービスを提供することができていない。地域住民の保健・衛生知識の向上とその実践による住民の健全な生活の向上、地域保健全体の底上げは喫緊の課題となっている。JOICFPにより実施されていたコミュニティボランティアの育成を通した正しい保健知識の普及による安全な出産の推進はその課題に対する取り組みの一例で、ヘルスセンターを中心とした地域の実情に合う効果的な公衆衛生活動の普及、栄養改善等の啓発活動の導入をJICAボランティアに期待し、本案件の要請となった。現在派遣中ボランティアは、母子保健や感染症(マラリア)啓発活動、学校での手洗い推進等を中心に活動を行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.前任者が取り組んだ地域保健がかかえる課題に対する活動(母子保健や感染症(マラリア)啓発活動、学校での手洗い推進等)を継承し、より効果的な方法を考え実施する。
2.地域のコミュニティボランティア(母子保健推進員、ピアエデュケータ等)の育成や、その活動を支援する。
3.ヘルスセンター内の5S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)改善活動に貢献する。
4.健診や疾病データのまとめ、郡保健局への報告などの業務を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特に無し

4)配属先同僚及び活動対象者

看護師2名(30代男性(カウンターパート)、20代女性)
スタッフ(助産師1名、環境衛生士1名、他、20~50代、男性・女性)、コミュニティの現地ボランティア40数名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先同僚と同居のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・衛生啓発や保健・医療に関わる知識や経験

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

近くの街まで車で30分の閉鎖された小さなコミュニティでの生活となり、環境は苛酷である。