要請番号(JL55119B09)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
一般教育省
2)配属機関名(日本語)
ナカンバラ初等学校
3)任地( 南部州マザブカ郡マザブカ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南部州マザブカ郡は、首都ルサカの南西約125kmに位置し、人口は22万人。本校は日本の小・中学生に当たるグレード1-9までの生徒が在籍する、公立の初等学校。全校生徒数1448名。教員数53名。マザブカ郡下の初等学校としては中規模な学校で、2部制を実施している。1968年に教会系コミュニティスクールとして設立、1978年に公立学校として認可された。マザブカ郡はサトウキビの生産で有名で、学校はザンビアシュガー社の広大な敷地の中にあり、本校生徒の95%がザンビアシュガー社で働く関係者の子どもとなる。2018年4月より、小学校教育の隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは、生徒の基礎学力(読み・書き・計算)向上に取り組んでいるが、教員不足や教授法の未確立の問題が大きく、生徒の基礎学力は伸び悩んでいる。本校は算数授業を担当する教員が不足しており、他の主要科目と比べ生徒の理解度が低いため、隊員は主に数学科について質の高い授業が実施できるようサポートすることが求められている。また実技科目のExpressive Arts(体育・音楽・図工・家庭科など)は、実施内容が教員の裁量に委ねられており、系統立てた授業が行えていない。余力があれば実技科目の授業を担当することも期待されている。前任者は、日本の中学校に当たるグレード7の生徒を対象に、週10時間程度「算数」の授業を実施した。2019年1学期の期末試験の算数では、80%以上正解した生徒が1名もおらず、算数科目の学力向上は喫緊の課題となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.小学校教員として算数授業を実施する。(週12コマ程度)
2.同僚教員とともに上記教科の学習改善を図る。
3.余力があればExpressive Arts(体育・音楽・図工・家庭科のうちどれか)を担当する。
4.各学期間の休講期間(4月、8月、12月)中は、隊員が自発的に実施する教師隊員分科会等において活動成果や教訓の発信を行うとともに、生徒を対象とした課外活動や近隣コミュニティにおける環境・衛生教育等を積極的に行う。
5.過去15年に渡りJICA技術協力プロジェクトで導入、普及した授業研究に参加する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、黒板、チョーク
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:1名(50代男性)
同僚教員:53名(20~50代、男性、女性)
対象生徒:グレード5-7(日本の小中学生程度、各学年3クラス)
グレード5 男子47名 女子50名
グレード6 男子41名 女子56名
グレード7 男子36名 女子57名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員資格のため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:実際の授業を担当するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語 トンガ語