要請番号(JL56016B12)
募集終了
3代目
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
パウー保健センター
3)任地( アトランティック県ウィダ市パウー区 ) JICA事務所の所在地( コトヌ- )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ベナン国南部アトランティック・リトラル県ウィダ市に位置する区レベルの一次医療機関である。9村を管轄し、年間予算は600万円程度である。医師は不在で、看護師が月平均800件の診察を行っている他、健診、分娩、予防接種(週3回)を扱っている。
2016年3月まで2代に亘り看護師JVが活動してきた。その他、外国の援助は受けていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は上記保健センターであるが、主たる活動先として、管轄下にあるフンジャバ保健センターが想定されている。
同保健センターは、少人数ながらも意欲的なスタッフが揃っており、人手・予算とも限られる中、JICA専門家によって県全体に導入されたフリースタイル分娩や母親学級を積極的に取り入れている。2016年3月まで活動していた前任の看護師JVは、上述の取り組みが開始された時点で離任となってしまったため、継続した運営補助を期待され、後任要請に至った。同様に、前任者が活動を行った小学校からも引き続き保健アクティビティを行ってほしいとの要望がある。
上記全てを引き継ぐことが前提ではないが、活動の取っ掛かりとして捉え、徐々にパウー区の他の地域においても自身のアイディアによる取り組みを展開することが望ましい。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先および活動先の双方とコミュニケーションを図りながら、以下に取り組む。
1.配属先管轄下のフンジャバ保健センターで、妊産婦健診、予防接種、母親学級を補佐し、サービスの向上を目指す。
2.家庭訪問を通じて、基礎衛生や疾病予防、妊婦健診の受診と乳幼児予防接種の促進、および栄養改善に向けた啓発を行う。
3.小学校等で、保健衛生に係る課外活動を行うことも可能である。
※身体への侵襲行為は行わない。
※活動上の移動手段は徒歩または自転車。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
・パウー保健センター同僚: 看護師長(男性、30代)
・フンジャバ保健センター同僚: 助産師(女性、30代)、看護助手(女性、20~30代)
活動対象は地域住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電や断水が頻繁にあり、生活環境は厳しい。センター内に留まらず、積極的に地域に出向き、住民の目線に立って啓発や提言が行える人材が求められる。