要請番号(JL56016B19)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方分権・地方統治・行政・国土整備
2)配属機関名(日本語)
ペネスル区役所
3)任地( ドンガ県バシラ市ペネスル区ペネスル村 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同区役所は17村を管轄し、任地はその内の一村。人口約4000人のアニ族の農村で、住民大半がイスラム教徒である。男性は自給穀物栽培、出稼ぎ、家の修理や村の共同作業を、女性は家事、小口商売や野菜栽培を行っている。1972年以降、地元出身の出稼ぎ者により組織された区・村開発組合が資金を投入し、中学校や保健センター建設といった住民主体の活動を実施している。他にも、拡大家族単位で自給穀物を備蓄する共同管理や相互扶助のしくみが残る。 このように、地域としての自己組織力が高く、連帯により成り立っているのが同地域の強みである。過去に米、仏、独ボランティアがいた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
治療のための医療費の捻出が難しい村落部において、予防への取り組みのニーズは高い。外部からの押し付けではなく、地域住民を主体とし、彼らにとって必要な健康のあり方をともに考えていく地域保健活動を展開するため、2015年3月より初代JVが活動中である。初代JVは、周辺集落に赴いて世帯や生活様式の把握、学校・保健センター・村開発組合等の実態調査を行っている。これらの情報をもとに、地域保健活動(衛生、予防啓発等)を段階的に導入していくことが期待され、2代目の要請に至った。自治組織である区・村開発組合の従来の活動に参与しながら、いかにして彼らの自治力を生かし保健活動に結び付けられるかが鍵となる。村人とともに汗を流して働き、助け合いを基調とする村の一員としてやっていくことが望まれてる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
任地の村に住み込み、現地語(アニ語)を使って以下の活動に取り組む。
1.村人と暮らしを共にし健康状態や衛生観念を捉えた上で、より健康的な暮らしに向けて可能な取り組みを行う。
2.自治組織である村開発組合や青年グループが行う共同作業に加わりながら、地域に根ざす助け合いのしくみを理解し、更に力づけとなるアイディアを模索する。
3.保健センターや学校を起点とした保健活動も可能である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
・ペネスル区長(40代男性)
・ペネスル村長
・伝統的首長
・住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(なし)
【特記事項】
長屋式住居で、飲料水は井戸水を煮沸して用いることになる。現地食以外手に入らず、限られた物の中での健康管理は必須。