要請番号(JL56017A14)
募集終了
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
コメ地域保健局
3)任地( モノ県コメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1つの地域中核病院、4つの市保健センター、 約20の区保健センターを管轄する地域保健局であり、予算は約8,000万円。コメ保健ゾーン全体の医療・保健計画、調整、評価を担っている。同敷地内に地域中核病院が、近隣に市保健センターがある。地域での主疾病はマラリア、呼吸器疾患、下痢であり、これらの予防啓発を推進しているものの、人手・予算不足もありきめ細かな施策は講じられていない。
当保健局へは初のJV派遣となる。同任地で小学校教育JVが活動中である他、農業分野でもJVを派遣予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
局長であるメディカルコーディネーター自身が2007年にJICA本邦研修に参加しており、JICA事業やボランティアの活動にも理解を示している。管轄下の1つの市には、感染症・エイズ対策および保健師JVを派遣予定であり、その上層機関である当保健局へもボランティアを配置することで、縦横の繋がりを意識した効果的な施策が講じられ、地域全体の健康増進へ繋がることを期待している。地域住民への直接的働きかけ、ラジオ等のメディアを通じた啓発、地域中核病院や管轄下の保健センターへの提言を含め、柔軟な発想で様々な角度からアプローチを試みることが望ましい。
下部機関である同市保健センターには2008年から過去3代に亘り保健分野JVが派遣され、予防接種部門で5Sや業務改善に取り組んでいた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先の行う地域保健の取り組みや、同敷地内にある病院での診察、健診等の状況を把握し、必要な提言を行う。
2. 戸別訪問やアンケート、集団健診等を通じて住民の健康状態や問題点を把握し、配属先へフィードバックする。
3 .生活様式や伝統医療を捉えた上で、 疾病予防に効果的な施策を配属先スタッフと模索し、実施する。
※身体への侵襲行為は行わない。
※活動上での移動手段は徒歩または自転車。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
・看護師長: 40代、男性
・メディカルコーディネーター(医師): 40代、男性
・その他スタッフ: 20-50代、男女
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践が求められるため。
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電や断水が頻繁にあり、生活環境は厳しい。敷地内に併設する病院や近隣の保健センターにも出向き積極的にネットワークを構築して、ダイナミックに動ける人材が求められる。