2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56017A25)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ボパ保健センター

3)任地( モノ県ボパ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベナン国西部モノ・クッフォ県ボパ市に位置する市レベルの一次医療機関である。人口は約13,000人で、管轄下に7つの区保健センターがある。年間予算は約200万円。診療科、産科、検査室、薬局を備え、週一回予防接種を行っている。また、住民保健委員会と協働し、周辺村での出張予防接種や啓発活動にも取り組んでいる。同センターとしてはJICAボランティアを含め、これまで外国からの援助は受けていない。
その他、同任地で小学校教育JVが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先は、市レベルの保健センターとしては住民の利用頻度が低いことを問題視している。近隣に区レベルの保健センターが点在しており、物理的にアクセスしやすい場所を住民が選択しているとも言えるが、同センターとしては、より住民にとって身近で活発な医療機関にしたい考えである。他方、予算不足もあり配属先スタッフが地域に直接出向ける機会が限られているため、ボランティアには住民と同センターの架け橋となる役割を期待している。
単純に住民を呼び込むのではなく、ボランティアの客観的な視点と柔軟な発想により、地域の生活事情や健康問題を包括的に捉え、住民の健康促進に必要な施策を講じることが望まれる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフおよび住民保健委員会と協働し、以下に取り組む。
1.地域を巡回し、家庭訪問を通じて住民の健康状態を把握する。
2.配属先と住民保健委員会が協力して行う村での出張予防接種や啓発活動を補佐し、実施方法と内容の向上を図る。
3.配属先が問題視する「センターの低利用率」に関し、状況把握に努め、対応策を練る。

※身体への侵襲行為は行わない。
※活動上の移動手段は徒歩または自転車。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

・センター長(医師)(男性、40代)
・看護師長(男性、30代)
・看護助手(男性、20-30代)
・住民保健委員会メンバー

活動対象は地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上実践が必要なため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

停電や断水が頻繁にあり、生活環境は厳しい。センター内に留まらず、積極的に地域に出向き、住民の目線に立って啓発や提言が行える人材が求められる。