2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018B03)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題・マイクロファイナンス省

2)配属機関名(日本語)

クルエカメ福祉センター

3)任地( クッフォ県クルエカメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。配属機関は1981年に設立。日本の市役所の福祉課の役割を担っている。具体的には、各種補助金の窓口業務、カウンセリング業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、社会医療事業(医薬品購入補助等)、孤児などの児童支援(学費支援)を実施している。センター敷地内に洋裁と美容室のアトリエが設置されており、女子生徒(14~18歳 6名)を対象に実践的な研修を行っている。年間予算は約40万円。同任地には感染症・エイズ対策JV1名が2019年6月まで活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターは、地域住民の抱える問題に対応するため、相談業務及び諸手続きにかかる窓口業務を主に行っている。同センターを訪れる相談は月平均80件ほどであるが、業務担当スタッフは3名であり、慢性的な人員と資金不足を抱えており、同センター外となる地域住民の現状把握や支援も行き届いていない。同市を含むクッフォ県は「日陰地域」と呼ばれる地域で、特に女子の早婚、多産による貧困家庭の事情から学校を中退せざるを得ない児童・生徒が多い。こうした女子を対象に、センター内のアトリエで同センターの活性化とともに、地域内の社会的弱者を支援する啓発活動、生活向上支援が期待されている。前任者にあたるJV(家政・生活改善:2019年9月まで活動予定)は、センターにおける相談業務の統計補助や洋裁アトリエの女子生徒を指導し、技術向上、収入向上に貢献しているが、地域での啓発活動が期待され同要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフや地元ボランティアと連携し、以下の活動を行う。

1.地域内の社会的弱者(女性、子供、障害者、高齢者等)に対する啓発活動(センター利用促進、衛生・栄養改善)の企画・実施。
2.福祉センターが管轄する孤児院や女性グループ等の運営支援。
3.業務効率化のための書類整理、作成補助(パソコンを利用した書類作成指導等)
4.洋裁アトリエへの協力、成果品の販売促進。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内執務室、足踏みミシン3台

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長 (女性、40代 )、
センター職員 (男性30代と40代の2名)、以上3名はソーシャルワーカー
秘書
洋裁指導員(女性20代)、美容室指導員(30代)
アトリエの研修生(期間限定)
地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・地域福祉活動(子供、障害者、高齢者)経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

当国の住民の足はバイクタクシーであるが、JICAボランティアは利用できない。活動上の交通手段は自転車と徒歩のみに限られるため、体力が必要。