2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018B06)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・漁業省

2)配属機関名(日本語)

ジュグー村落開発支所

3)任地( ドンガ県ジュグー市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2016年に受入省庁の再編が始まり、2018年頃から、全国にそれぞれの地域の特長を生かした7つの農業開発区が設置された。本配属先は、その中で綿花、食用作物、カシューナッツ等が主要分野とされているベナン中北部の南ボルグー県、ドンガ県、コリン県を担当する第4農業開発区の管轄の下、市レベル毎に設置された政策実施機関である。地域の農民を対象に、生産力や競争力の向上を目的とした農業技術の普及・指導、研修の実施や各関係者間の調整等を行っている。前任者が2019年9月まで活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の総人口の3割強を占める貧困層は主に村落部住民で一次産業に従事しているため、一次産業における生産性の改善、市場へのアクセス強化が課題となっており、政府も政府行動計画(PAG:2016-2021)の中で農業、畜産、水産の開発を重点分野に定めている。その中で同支所は農民に対する支援を行うべく農業普及員が配置されているが、予算不足や普及員の知識不足、農民の運営能力の低さにより、期待されている成果はあげられていない。また、任地住民の多くは農業(キャベツ、オクラ、人参、芋類、豆類)に従事しているが、安定した十分な収益を上げている農民は少なく、そのほとんどは小規模農業を営んでおり、より安定した収入を得るための支援が必要である。前任者は市内にある大規模な畑で、10以上の農家とともに作業を行いながら、新規野菜の導入や栽培方法の改善等を提案しており、同JVの活動が評価され後続要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先普及員の指導レベルの改善、農作物の生産量増加及び収入向上を目的として、以下の活動を行う。

1.農民との関係構築、情報収集、問題点の把握
2.野菜栽培の技術指導、助言、改善策の提案
3.堆肥(コンポスト)の指導
4.病虫害への効果的な対処方法についての助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

支所内執務席

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先:
・支所長(男性、40代)
・現場巡回をしている農業普及員4名
(綿花、トウモロコシ、落花生、カシューナッツの普及員が各1名、男性)

対象:個別農家、農家グループ(市内に10グループ)、女性グループ等

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:現地の農家と作業を行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

当国の住民の足はバイクタクシーであるが、JICAボランティアは利用できない。活動上の交通手段は自転車と徒歩のみに限られるが、圃場は遠方にあり体力が必要。