2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018B09)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2
保健局事務所 隣接する地域病院 隣接する地域病院の案内板

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

コメ地域保健局

3)任地( モノ県コメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベナン国西部のモノ県コメ市(人口約80,000人)に位置し、1つの地域病院、4つの市レベルの保健センター、25の区レベルの保健センターを管轄する地域保健局で2005年に設立。地域全体の医療・保健計画の立案、サービス体制の強化、統計データの集計・分析、モニタリングを行っており、スタッフの総数は321名(正規21名、契約300名で、同じ敷地内にある地域病院のスタッフも含む)、予算は約8,000万円。同任地で小学校教育JV、そして管轄下の他市の保健センターで保健師JVと感染症・エイズ対策JVが活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では管轄地域全体の保健・衛生状況の改善を目指して、各種疾病の予防啓発、栄養指導、学校保健等に取り組みつつあるものの、効果的な実施には至っていない。地域での主な疾病は、マラリア、下痢、皮膚や呼吸器の疾患で、これらの予防啓発を推進しているものの、人手・予算不足もあり具体的な施策は講じられていない。また、地域には薬草等を用いた伝統的医療が未だ根付いており、近代医療に頼らず医療機関を受診しない住民も少なくない。配属先長は本邦研修への参加経験もあり、JICA事業やボランティア活動にも理解を示しており、管轄下の保健センターへの派遣と共に、その上層機関である当保健局にもボランティアを配置することで、地域全体への波及を期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隣接する地域病院や市内の保健センター及び自転車か徒歩で訪問可能なコミュニティにて、以下のような活動を行う。
1. 配属先の行う地域保健の取り組み、そして地域病院や保健センターでの診察や健診等の状況を把握し、サービス向上に向けたアドバイスを行う。
2. 戸別訪問やアンケート、予防接種等の機会を通じて地域住民の生活様式、健康状態や問題点を把握し、疾病予防に効果的な施策を配属先スタッフと模索し実施する。
3. コミュニティや教育施設における基礎衛生や栄養改善等の啓発活動を実施する。
※ 身体への侵襲行為は行わない。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

メディカル・コーディネーター(医師): 男性、40代
看護師、助産師、職員: 男性・女性、20~50代

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務を通じた知識と経験が必要

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動上の交通手段は自転車のみに限られるため、その範囲で活動を行う。フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習する。